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20110624 Fri
山本拓 衆議院議員記者会見 主催:自由報道協会 

山本拓 衆議院議員記者会見 主催:自由報道協会 

6月14日に行われた山本拓議員の記者会見です。
山本議員は、地下式原子力発電所政策推進議員連盟(地下原発議連)の事務局長です。
3月11日以降、原発はもう無理という世論が盛り上がる中、なぜに地下原発など推進しようとするのか。地下だから安全なんて到底思えないが・・・という興味から、動画を見つつテキスト化してみました。

私自身は、原発は無くしていきたい考えです。
現状で原発を推進したい人たちが中枢にどかっと居座っている以上、彼らの論理というか言い訳を知っておく必要もあると思います。まあ地下原発は原発の中でも傍流だったそうですが。
私はこの会見を聞いて、原発推進派議員は「反原発は選挙の争点にならない」と踏んでいるのではないかとか(現に石原都知事や青森県知事は当選している)、「自然エネルギー大賛成」と言っても「原発温存のまま自然エネルギー」であることとか、知らなかったことだったので、知ることが出来てよかったです。

地下原発は1975年当時、国として案を進めていた経緯があったそうですが、地上VS地下の勢力争いは地上が優勢となり、また世界的にも「地上は商用、地下は軍事用」と棲み分けがすすみ、国内で地下はすっかりオワコン化していました。ちなみに地下原発推進派にとっての「御用学者」は地上原発推進学者のことなのだそうです。

地下原発が地上よりも安全だというのは、この会見では特にソースがあるわけではなく、ただ山本議員がそう主張しているだけ、という状態でした。
山本議員が安全について語るときに必ずテロについても付け加えるので、地下原発を推進する人が言う「安全」というのは、放射性物質の拡散というよりも、テロに対する防衛という意味なのかもしれないと思いました。

地下原発では原発内作業を全てロボットに任せるそうなのですが、福島原発の事故現場においてロボットの限界ぶりを見ると、とても現実的とは思えません。実際に原子力安全委員長だった佐藤一男氏も「最後は人間に頼らないといけない」と著書の中で述べています。改訂 原子力安全の論理
放射性廃棄物をどう処理するかという問題も、従来通り無策であることにはかわりません。

山本議員自身も、地下原発が日の目を見ずにいた期間、地下原発に取り組んできたというわけではなく、話ぶりからするとむしろ忘れていた様子が窺えます。福島原発の事故後に再び注目が集まったことで、急遽議連を発足しようとなったようです。
そして、会見を聞いたところ、積極的に推進していこうという感じには聞こえませんでした。それとも反原発の世論が強いから消極的なポーズをしているだけなのか。何が目的か謎なのですが、グダグダな話ぶりの中、政局の質問「この技連は大連立の布石なのか」には比較的受け答えがしっかりしているように思えたのでこれが目的なのかなあ。

色々と驚き発言連発の山本議員でしたが、私が一番すごいと思ったのは、マスコミの世論調査が首相指名選挙や国民投票の代わりになるというところでした。マスコミの世論調査の恣意性、不正確さは今更言うまでもありませんが、国会議員が自ら率先して民主主義を放棄するようなことを平気で言うことに驚きました。

以下、会見の文字起こし。長いんで、質疑応答は別記事にしました。
→質疑応答
-------------------------------------------------------

山本拓:原子力発電所の地下立地の事務局長をさせていただいている関係で、お招きに預かったものと考えております。この地下立地につきましては、私実は1983年ですか、昭和58年に福井の県議会議員に当選いたしまして、そして、福井県は当時から原発を立地しておりましたので、まあ、好と好まざるとに関わらず、原子力発電所の安全の議論で関わってまいりました。

当時から確かに原子力の安全の論議があり、放射性物質そのものが、人間にとって有害なものでありますから、安全に管理するという観点から、方針として、多重防護、二重三重四重五重のコンクリートの建屋で守るという方針の中で、地元住民は受け入れてきて、協力してくる立場でございました。

■1975年当時、国は地下原発の案も進めていた~資源エネルギー省(現・通産省)が1975年に検討会を発足

まあ、その頃から若干チェルノブイリの問題もありますし、想定外のことがあったらどうすんだという議論は県議会のときからしていたわけですが、世の中の流れとして、安全だということで、立地が進んでおりました。そういう中でご縁がありまして、平成2年に衆議院議員に当選させていただいて、国会議員になったときに、あらためてわかったのは、国として1975年に地下立地の案も進めておったと。

事前に皆さんにお配りしてるもんですが、原子力発電所の立地に関しては通産省、当時の資源エネルギー省が1975年から検討会を発足し、その後財団法人の原子力工学危険センターならびに財団法人原子力中央研究所、また、社団法人の土木学会、原子力土木委員会等で多方面に渡って研究をし、コストの面、放射性物質のしゃ・・・遮断と申しますか、あー、そういった面、そういった中で、当時いろいろと地下立地というものも進んでおったようでございまして、

これはあの、当時の土木学会の報告書に載っておったわけですが、こういう、あの、写真を見せた方が、早いわけでありますけども、あの、これが当時の研究の実態でございます。コストの面致しましても、最近の勉強会で財団法人のエネ研といいますか、エネルギー経済研究所の人のお話を聞きましても、地下用にやっていけば、そんなにコストは変わらないという当時の検討でも二割だかということでもございました。

ただ、それがどうして現実的にそれが進まなかったとかいうことは、当時、1975年、80年代、そういったことが、一時盛り上がり、そして当時の新聞記事も、これ当時の読売新聞でありますけども、1982年の読売のトップ記事でも、各種地下はOKであるという記事も、記者会見も、当時の検討委員会からなされております。まあしかし、そういったものにも関わらず、なかなか地上が進まなかったと。・・・ああ、地下が進まなかったと。そういう中で、当時の私が初当選したときから、どうしても原子力に関わってきましたので、そこらの研究者とか、地下についての推進している技術者さんなんかの意見をまとめて、平成3年に地元の出版社から出したんですが(笑)、地下原発という本を、出版を、致しておりました。

■地下原発 VS 地上原発 地下推進的に、御用学者とは地上原発推進学者のこと 

ただ、これも出版しても、なかなかなかなか、いまさら地下って言われると地上立地が進んでるんで、言わないでほしいという、まあ、いろんな方から、からめて、あー、ございました。(同じ原発推進の中でも利権の取り合いみたいな諍いがあるんだな)まあ、関西電力は地下を推進したいという理解があったんですが、最近事故を起こした電力会社なんかは、強力に願ってるようなキャンペーンで、それに呼応する御用学者というか、今でも忘れませんが、あの地下立地は10倍金がかかるとか、えーまあ、非常に危険なものだとか、落盤事故があるとか、わけのわからないキャンペーンも、ずいぶん張られました。

そういう中で、当時、一回生であった私として、当時の先輩の平沼赳夫先生をはじめ、もう一回、地下を議論しようじゃないかということで、議連を立ち上げて、そして1991年当時、議連で、フランスにセナショーズ発電所という、地下立地の発電所がございまして、あとは、ノルウェーの発電研究炉という地下立地の発電所もございます。そこへ現地視察にまいりまして、当時行ったのが、私と、そしていま生き残ってるのが山本有二議員ですか。あとは、もう死んじゃいましたけど松岡(聞き取れず)議員とか、そういう議連のメンバーで、当時の地下発電の視察をしにいってまいりました。

当時の現地の話ですと、あの、周辺に対しては、環境とか、してまた、万が一事故が起きたときに、外に出ない、周辺住民には迷惑をかけないという利点があると。ただ、中で作業する人にとっては、なかなかしんどいということでもございました。

■地下原発は軍事用に、地上は商用に 

そしてまた、当時から地下立地というのは、軍事用の方に大変利用の道がある、諸外国では、言ってまして、そういう意味では、いつしか、地上用は商用、地下立地は軍事用という棲み分けがなされているようでありますし、その一部なんかが空母なんかの原子力船の技術に応用されているということであります。考えてみれば、米軍基地なんかの電気を送電線なんかで引っ張ってくる訳ありませんわね(笑)

だからまあ、そういうことやらで、なかなかそこら辺の情報は開示されませんが、地下立地というのはどうしても日の目を見ない状況で今日まで来ております。

■福島原発での事故以降、地下原発について問い合わせ殺到

実はそういう中で、私としましても、いつしか地上立地で定着しておりますので、取り立てて騒ぐことなく、政治をやっておったんですが、先般の3月11日の大震災、そして、東電の福島原発の事故以来、問い合わせ・・・ネット上とかいろんなとこでね、問い合わせが来るようになりまして、えー、なぜかなあと思いましたら、地下立地、原子力の地下立地をインターネットで検索すると、ヤフーとかグーグルの検索エンジンに、一番最初に、むかーしかいたこの(笑)地下原発の本が(笑)、どんどんどんどん一番にヒットしてくるらしくて、実は私自身のホームページもどうにも、地下の地の字も書いてないんですが、あのー、ネット検索っつうのは怖いもので、20年前にいろいろ提案したり提言しておった情報というのが、あのー、まっ、検索されて、いつしか山本事務所に「あれどうなったか」と、いう話の問い合わせが殺到させてきたもんですから、まあ、この本も、うちの倉庫にあったやつを一冊出してきて(笑)、コピーして、ちょっと、あの~問い合わせに応じて、無料進呈しておりますが。

そういう中で、私が申し上げたいのは、今回地下議連を再開させるに当たって、当時の会長はそのままで、関わった人は超党派で、みんな、民主党行ってたり、各党にバラけてましたんで、まあ、かつての人に呼びかけたら、皆さんが確かにその通りだと。

■今回、地下原発を推進した目的。地上原発よりは事故時の放射線被害が少ないと主張するが・・・

で、昔と今の時点では、やはりね、テロの対応もありますし、そういう意味では、今回の、地下原発の推進政策ということの目的は、あの、今後ですね、天災、いわゆる津波とか、大津波、そしてまた、人災、これはヒューマンエラーであり、そして、テロ、さらには、先日、原子力委員長が記者会見されておりましたが、どんなにシステムをうまく作っても判断ミスというか、使いこなせないことによっての、問題を人災という言い方をされておりましたが、

天災であれ人災であれ、いかなる理由であれ、原子力が想定外の破損事故を起こした場合でも、私は立地政策としては、周辺住民に放射線の被害を絶対に及ばしてはならないというのが、もともとの、我々がこれを進めてきた発想ですから、そういう意味では、地下立地をすることによって、中で、たとえ、どういう理由であれ、トラブルが起きても、周辺住民に放射線、また、広く大気に放射線が放出させない政策だけは、一応構築しておく必要があるし、また、それを20年前30年前から国が予算をつけてずっと研究した技術もありますので、それをもう一度今一度、あの~、みなさん議会で関係者で検討して、そして議論を求めて、そして、決してね、私が申し上げたいのは、原子力というのはいろいろまだまだ問題があります。

■京都議定書に則り、CO2を出す火力は削減していくべき

ただ、ご案内の通り、1兆キロワット時の、あの、年間、日本では、エネルギーを供給しておりますが、あの、ま、29%が原子力ということ、そして、62%近くが化石エネルギーの火力発電、でございます。そして後は1割弱の水力、自然エネルギーということになっておりまして、まあ、日本として、そして国際的にも、京都議定書、そして、あの~洞爺湖サミット、におきましても、CO2削減というものを、国際公約して、そのために、火力発電を極力やめようという、指標を出してきております。

■風力発電の問題。野鳥の会が反対し、おじいちゃんおばあちゃんの体調が悪いと苦情が来る??

まあ、しかし、原子力発電所がこういう、地上立地が非常に、こういう問題を起こした以上、非常にかわるわけには行きません。本来ならば、自然エネルギーを、整列的に増やすべきだと考えておりますが、まあ、代替資源、自然エネルギーにつきましては、誰よりも関わってきた人間でありますから、まあ、一つ一つ、なかなかなかなか、一長一短、一昨年、うちの地元で、風力発電所を、いくつか設置していただいて、さらに地上(原発)と一緒にやろうと思ったんですが、なかなかなかなか、風力発電でも、風車一つするんでも、まず野鳥の会が反対運動(笑)鳥が飛んでこない(笑)って、その周辺の、農地、畑に出入りする、おじいちゃんおばあちゃんが、最近やたらと体調が思わしくなくて、苦情が出てくるから、今日はちょっと(聞き取れず)してしまったと。

■ちょっと何言ってるかわからないです

まあ、あの、いろいろいろいろ、問題がございます。まあ、そういったものを乗り越えて、やっていく上で、あの、まあ、そうかといって火力発電所、天然ガスの方が効率がいいといわれますが、所詮は、まだ、石炭石油が進めてますし、そして、電力代の60%以上が、化石燃料を燃やした、あの~、それをさらに増やすのかという話になりますので、まあ、今後、イタリアのような国民投票を行った結果、やめるという、原発はもうやめるという結論が出れば、それはそれまででありますが、今後の、日本の、国民の動向を踏まえて、そして、あの、まあ、一定期間のエネルギーを、安全に管理する。たとえ、例えば、専門家にも確認していただいたんですが、今回の福島発電所の1号機から1,2,3,4号機であれ、これが仮に、地下立地という形で、セットしていたら、地震には絶対強いですからね。そして、津波には、あの、当然問題がありません(以下聞き取れず)。そういう中でそういうトラブルは起きないし、仮に中に、中で、メルトスルーでも起きたら、外には・・・中に閉じ込めることが出来る。

■地下原発内の作業はロボットですることを考えているらしいですが・・・

まあ、当然、作業のことを考えると、これと当時に、ロボット技術で、日ごろから、遠隔装置なり、メンテナンス、そして、普段からやっておかないと、今現在でも、定期検査の、周辺の掃除その他の、人間がやっておりますが、これは非常に極めて過酷なところもございますので、どーしても、だから熱いものですからね、知らん作業員はとっちゃう可能性もありますので(このあたりよく聞き取れないので間違っているかもしれません)、これからは、地上であれ地下であれ、また特に地下の場合は、明確に作業活動は労働技術?を中心に、ふだんから作っておかないと、万が一のときに、動きませんので、その研究も合わせてする必要があります。まあ、いろいろいろいろ申し上げたいことがあるんですが、皆様方の質問をお請けする形で、我々として、今まで原子力を進めてきた立場からして、これは、地の利?をどうするかという話はまた別なものでありますが、誘い合ってきたものだけをきちんと提言をして、正しい情報の下で、国民の判断を仰ぎたい、というふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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