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20110405 Tue
【お知らせ】「検証 築地移転-汚染地でいいのか」が出版されました 

【お知らせ】「検証 築地移転-汚染地でいいのか」が出版されました 

検証・築地移転―汚染地でいいのか検証・築地移転―汚染地でいいのか
(2011/03)
築地移転を検証する会

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冒頭に、拙マンガ「築地が豊洲に移転して何が悪いの?」が掲載されています。

そして、その後に続く文章を読んでいけば、「築地が豊洲に移転して何が悪いの?」がいよいよわかってくると思います。これまでの経緯から、移転に絡む利権、築地移転によって何が変わるのかが、くまなくコンパクトに解説されています。


そもそもなんで私がこの問題に首を突っ込んでマンガを描いたのか

マンガのタイトル「築地が豊洲に移転して何が悪いの?」については、たまに「開き直っているように聞こえる」と批判を受けるのですが、何をかくそう、これは私自身が最初に築地市場の豊洲移転についての報道を見たときに思ったことなんです。報道自体も「豊洲には汚染物質があるらしい」程度のさらっとした触れ方で、「なんか大したことないのに騒いでるみたい」「築地への感傷的な思いから反対しているんじゃないの」ぐらいしか思いませんでした。

そんな認識が変わっていったのは、ツイッターとustreamがきっかけです。まずは、ツイッターを始めて間もないころにフォローした@rolling_beanさんが築地移転についての情報をマメにツイートされていて、それで築地関連の情報が入ってくるようになったこと。そして、その情報がベースにあったところに、今度は、当時熱心に見ていた岩上安身さんのustream番組で、築地問題関係者へのインタビューが配信されたことです。通しで話を聞いて、今度は断片的だった情報が繋がっていきました。そのときの理解を単純に言ってしまうと、これは一部の欲張りのための巨大プロジェクトで、そのために色々なものが破壊されて私たちにものすごい迷惑が押し寄せることなんだと。

築地の豊洲移転での問題点は、豊洲の土壌がひどいということと、豊洲移転に乗じて卸売市場や流通の形が大資本の都合の良いように作り変えられてしまう可能性大であることです。

土壌汚染の話は問題点がわかりやすく、すぐにマンガに描けそうだったので、特に誰に頼まれてということもなく描いてみました。それをブログにアップしてツイッターで宣伝などしていたところ、築地移転を検証する会
の皆さんと版元の花伝社さんに声をかけていただき、本に掲載されることになったというわけです。


豊洲移転の背後にある悪だくみとは

もう一つの問題である、「豊洲移転に乗じて卸売市場や流通の形が大資本の都合の良いように作り変えられてしまう可能性」というのを、いまの私の理解の中で説明してみます。
築地というと、仲卸の人たちが競りをしている場面を思い浮かべますが、実際の取引量の大多数は大手同士のものです。けれども、値段については、その少数である仲卸の競りで決まる価格を無視できないんだそう。それが中小業者や生産者から見れば「大手の完全支配から守る最後の砦」であり、大手業者から見れば「自分達の思い通りのビジネスを妨げる邪魔な存在」となります。

この中小の仲卸業者を豊洲移転に乗じて追い出そうという動きがあります。移転の際の負担金を高くするなどすれば、豊洲移転に中小業者はついてこれなくなるでしょう。
大手には大手の役割もありますし私も大きなスーパー好きです。ただ、大手業者「だけ」になるのはイカンということ。仲卸と生産者では力が拮抗しているので値段のつき方もフェアですが、力のある大手業者だけになると、国内の生産者は買い叩かれて漁業での生活が成り立たなくなります。また、買い付けから店頭に並ぶまでの過程が外から見えなくなるので、値段を吊り上げることや、産地をごまかすことも容易になってきます。

その他、従来の商品を直接見て品定めする方法から、電子化に移行しアメリカ型の商品取引所のようなものに変貌させようという企みもあります。本書によると「株式や為替など金融・証券市場では(略)売り手と買い手を自分自身で行えることから不正な価格操作を行いやすく、価格が乱高下しやすい欠点を持っています」とあります。生産者と消費者が相対して適正な相場を決めていくという卸売市場の役割が、投資会社に利ざや稼ぎの場として乗っ取られ荒らされることが考えられます。これを狙ってか、大卸の株を米国投資会社ゴールドマンサックスが買いあさっていたそうです。(現在はバレるとまずいと思っているのか、表に名前が出ない程度の持ち株だそうですが)これも移転のどさくさに紛れれば、大幅に進めることが出来るでしょう。

私も以前はテレビ番組なんかの「価格が高いのは余計な中間業者が入っているからだ」というのをそのまま鵜呑みにしてました。もちろん、そういう現場はあります。けれどもそれが全てに適用されるかというとそうじゃない。築地の仲卸に関しては役割があるんだということを理解しました。この説明には以下の記事がとても良いと思いますので、ぜひ読んでみてください。

「世間からは理解されにくいけど、仲卸はやっぱり必要」(築地、魚河岸、旬ばなし [70] 文・福地享子さん)

この築地の豊洲移転に乗じた悪だくみについては、大企業、外資のほかに東京都も絡んでいます。
東京都の狙いは築地市場跡の再開発です。過去の失政による赤字を埋めるためだそうですが、勧め方の強引さや、市場関係者や反対者と最初からまともに話し合うことをひたすら避けるような姿勢を見ると、それ以外にもなんかあるんじゃないかと勘ぐってしまいます。
再開発するにしても、本当にみんなに必要とされているものでアイデア溢れるものだったらいいと思うのですが、またなんとかヒルズみたいなバカの一つ覚えの商業施設をぶちたてるのでは、赤字もますます酷くなるのではないでしょうか。ちなみに表参道ヒルズもいまはシャッター通り商店街化(「katolerのマーケティング言論」さんより)しているそうです。
まあ、この場合の赤字はどこが負うのかわからないですけど。この辺は色んなところが魑魅魍魎に繋がっているので、どこにどう利益がいくのかカバーしきれないです。詳しくは本書をお読みくださいw
ちなみに、現在出馬している都知事候補者の中では、小池あきらさんが築地の豊洲移転反対を明言しています。

豊洲移転を推進していこうとしている人たちに共通しているのは、広く庶民のことを考える意識が欠落していることです。目先の自己利益と自らの保身というつまらないことで、とんでもなことが進められているように見えます。だから、豊洲の移転先の地盤が脆く汚染されているなんてことにも関心がないのではないでしょうか。

今回の地震で、以前から液状化が心配されていた豊洲はやはり液状化を起こした一方、築地は無事だったそうです。
参考:築地移転先、地震で弱点露呈 豊洲が液状化(東京新聞)
【写真】東京都がブルーシートをかける前の、豊洲新市場予定地液状化の様子(@Rollingbeanさんのブログより)


は~あ、久々に長文を書いたらちかれたわ(´∀`)

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