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20101104 Thu
「検察・検審を糾弾するデモの主催者インタビュー」岩上さん動画のツダり記録 

「検察・検審を糾弾するデモの主催者インタビュー」岩上さん動画のツダり記録 

10/24に行われた「検察・検審を糾弾するデモ」の主催者さん達へ、岩上安身さんによるインタビューです。


岩上:10/24「検察・検察審査会を糾弾するデモ」が行われました。一般的にデモというと、労組とか動員があるわけですが、これはツイッター上で集まった人たちが中心。非常に珍しい。ツイッター上で人々が集い、デモまで行われるようになった。非常に画期的。

矢野:10/18、19に急遽、実行委員を立ち上げ「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」という名前が決まった。


岩上:その前にお二人の自己紹介を。どんな仕事をしているのかとか・・・

矢野:有機農業の八百屋さんをしています。卸が主ですが。

※矢谷さんは岩上さんのトークカフェに参加経験があり、岩上さんと面識ありとか。

矢谷:いまフリーの環境コンサルタント・・・実際は失業状態です(笑) もともとは製造業で海外営業。そして環境関係です

岩上:ご覧になっている方、ぜひ矢谷さんにお仕事を(笑)


■次回、11/5のデモについて


矢野:次回のデモは、11月5日夕方、6時半集合、6時45分明治公園スタート。日本青年館側から。
(詳細はこちらのサイトで 「マスコミの偏向報道を許さない! デモ」のお知らせ)

岩上:タイトルが毎回変わるんですね。テーマが毎回あるんですね。今回はマスコミの偏向報道を訴えたい。

矢野:このままでは我々の、そして未来の子どもたちの生活まで危ぶまれる。政治活動なんかなにもしない市井の人間がもう黙ってられないと。政権交代はどうなったんだと。

きっかけは10/4の検察審査会二回目の小沢さんへの強制起訴。中身も何も見えない。小沢さんだけじゃなくて、私の印象と言われればそれまでだが、三井環さん、鈴木宗男さん、石川議員も。たくさんの方が冤罪ないし権力の悪い部分にやられてしまった。これをだまっていると、政治家だけじゃなく我々一般市民にもくる。



■前回、10/24に行われたデモの様子。ふつうの人が集まった、和やかで素朴なデモ

岩上:動員なしで集まった。最初はごく少数しか集まらないと思っていた。だからハンドマイクひとつしか用意しなかったそうですね。

矢野:100人くらいだろうなと。実行委員が8人9人集まりまして、初めての人が多くて、最初は会合だったのが実行委員会になってしまって・・。100人くらい集まればいい方だなと思ってた。ところが出発時に400,500人。それがぞろぞろぞろぞろ・・・。ツイッターを見た方が告知されたり、ブログや掲示板で告知したり

岩上:それぞれバラバラの

矢野:3,4人で来ている方もいますが、全員が「よう、久しぶり!」というわけじゃない。従来のスタイルじゃない。別に動員かけたわけじゃない。

岩上:ドキドキしながら参加した人が多いんでしょうね・・知らない人同士で。そしたら回りもドキドキしていた。中にはツイッターのアイコンを開示したとたん「ああ、あなたねって」

矢野:そういう人いっぱいいましたね

岩上:デモといっても巨大なオフ会みたいですね。不思議な光景ですね、それは。やっぱり僕も行ってみたかった。よそよそしい状態から・・・

矢野:よそよそしくなはいけれども、お互いちょっと一線はあるんです。でもお互いプラカードや何かみんな持ち寄りで・・

岩上:Ust中継の映像を見させてもらったのですが、通常のデモと全く違いますよね。通常のデモなら旗が立ち、プラカードが掲げられ、切れ目切れ目にハンドマイク持った班長のような人がいて、みんなでシュプレヒコール上げて

矢野:あれ訓練されてますよね(笑) 僕らは全く初めての人間がバッと1000人くらい集まったようなもんですから

岩上:そうなると、自然発生の人たちの行進というものは、あんなふうに雑然となるものなんですか、あれが自然な姿

矢野:和やかで笑いながら・・僕も先頭にいましたので、後から映像を見たり仲間の話を聞いて知りましたが、笑いながらとか、シュプレヒコール上げようとする人がいると「それはやめておいた方がいいよね」「あははは」なんてね。昔の諸先輩方の活動家から言われると「オマエ平和ぼけだなー」なんて言われるかもしれませんけども(笑) ほんとの、普通の・・


■「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめてのデモ」


岩上:活動家という言葉を仰いましたけども、矢野さんご自身は活動家あるいは若いころに学生運動をやったとか、何か政治的な経験あるいは労働組合活動とか・・

矢野:全くないですね。僕は運動部の人間で、まあポンスカ(?)で、おねえちゃんの後を追っかけて楽しく学生生活みたいな(笑)

岩上:Ustですから、(おねえちゃん発言とか)取り返しつかないですから(笑)

矢野:すいませんでした(笑) そういう一般的なバブル世代の学生でした

岩上:お年、おいくつでしたっけ?

矢野:43です。

岩上:まあ、取り返しのつかない発言をどんどんしてもらって(笑)でも、普通の、自営業者の・・

矢野:サラリーマンも経験してます。

岩上:そういう人が40過ぎてから、麻疹にかかったように・・デモって届け出も警察に行ったり

矢野:警察に相談に行きましたよ。一人で行って「こんにちは~デモ初めてなんですけど」って。僕、有機農業もやってますんで、有機農業の仲間の中には、全共闘や60年安保を経験した方もけっこういらっしゃって、先輩方が、60過ぎの方が。彼らの後をついて全国の産地をまわったり畑や田んぼまわったり、そういう有機農業の話をしながら、はしはしに、飲んだりしたときに「実は俺運動やってたんだよ」っていう人が、そこここにいらっしゃって、そういう話は聞いてはいましたけども、実践したことは全く今回初めてです。

岩上:「初めてのデモ」って、なんか「初めてのおつかい」みたいで、なんかかわいらしい感じが(笑)

矢野:まあ、かわいいかどうかは・・だっておじさんですから(笑)

■警察への届け出


岩上:初めての(警察への)届け出ってどうでした?

矢野:何もわかりませんので、とにかく警視庁に行って、相談して、お願いして、二回目からメンバーにも行ってもらって、「この日はこうですよ」とか「この日は工事があるからこのコースは駄目ですよ」とか、破壊分子じゃないと彼らは思ってくれてますから・・もちろん破壊分子じゃないし、平和市民運動家ですから親切に教えてくれました。

岩上:警察はそういうデモをやろうとする人に対して非常に怖いんじゃないかという、不必要に警戒したり思い込んで怖がってる人が世の中にはたくさんいると思うんですけど、まあ、そんなこともなく。

矢野:いやいや、全然。社会秩序を乱すと彼らが認定すれば話は別でしょうけど。かわいい市民運動なんだねと。「100人も集まるの?」って言われたんですけどね・・(笑)

岩上:届け出に100人って書いたんですか?

矢野:書きました。

岩上:ちょっと一桁違ったじゃないですか。なんか言われました?

矢野:いえいえ、お巡りさん笑ってました。「矢野さん、こんなに集まるんじゃない~」って笑ってました(笑)

矢野:(デモが終わった後)ご迷惑おかけしたんで、所轄の築地署の警部の方と警視庁の方には、次の日に「ご迷惑おかけしました、すいませんでした」と。で、「次回またやりますからよろしくお願いします」と言ったら笑ってました(笑)まあ「いっぱい集まって良かったですね」と

岩上:今回、検察、検察審査会を糾弾するデモですけどね、これに警察、検察、検察審査会と書いたらちょっと違ってたかもしれませんね。

矢野:「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」って、それから「検察、検察審査会」って言ったときに、やっぱり担当の方、冗談ですけど「権力って我々も入りますね」ってこう言われました。だから「いやいや、あなたは違うと思いますよ」って。「権力って言っても全部腐敗してるわけじゃないですよね。一部の方ですよね」って話をして、で、アハハと笑って

岩上:でもまあ時にはね、警察内部にも色々な腐敗があることもあるでしょうし、それは正常化されなくてはいけない。それは公権力として、我々にとっても、当の警察官にとっても、由々しきことではない。

矢野:仰る通り。

岩上:やっぱり僕らも、一般の国民市民といえでも、こうやって声を上げてくってのは必要なことだなと。みなさんこうして立ち上がられて、勇気づけられた人も多いんじゃないかなあと思うんですけれども。


■三権分立がなってない?

岩上:設立の趣意書というものをお書きになったということで・・・この重要なところはどの辺なのか教えてください

矢谷:まず何が問題かというところで、ベーシックなところでは「人権」です。憲法三大原則、国民主権、人権尊重、平和主義。特に人権尊重。もちろん国民主権も入ってまいりますが。その人権尊重の下には大前提として三権分立もあります。

岩上:つまり、司法・立法・行政が分立して存在していなければいけない。でも今回の検察審査会の問題とか検察の暴走とか色々と問題が多いのではないかと。

例えば立法権。これは政治家に対して不当な関与が度を過ぎてあるというのは、政治に対する行政の介入あるいは支配、行き過ぎた干渉ということになりますよね。公権力の濫用ということになる。あるいは、例えば検察審査会というのは実は所管が法務省だと思っていたら、実は最高裁なんですよね。それを今回初めて知った人も多い。最高裁がやってるということになると、最高裁と検察との関係はいったいどういうことになってるんだと。よくよく見ると、判検交流という人事も一緒になってやってたりとか。

司法権力と行政権力はそれぞれ独立したものだと思っていたら、どうも司法が完全に独立しているとは言えないのではないかとか、何かこう曖昧なものがある。例えばそのあたりの、行政権力の不当な干渉あるいは、司法権力と行政権力の癒着あるいは過剰な結びつき、その辺のことを仰っているんですか?三権分立の尊重というのは


矢谷:はい。まだ疑惑の段階でございますが、インターネットメディア、ツイッターという画期的なものが出て色々な情報が入ってきたときに、果たして本当に三権分立が成り立っているのだろうかという疑問を感じました。私どもとしてはその検証も考えなくてはと思っているところでございます。

岩上:デモをするだけでは、なかなか検証は難しいかもしれませんが、もしかしたら、デモをすることで耳目を集めて、何かご存じの方いらしたらということができる。最近、サイト・・ブログを立ち上げたんでしたっけ?

矢野:はい。ブログです。

岩上:そういうところで、例えば意見発表をして、できるだけ多くの人に来ていただくと。そういうようなことをお考えになっているということですか?あるいは何かシンポジウムとか集会を開こうとか

矢谷:まず、デモから始まったんですけどね(笑)

岩上:やっぱり、止むに止まれず街頭へという感じでしょ?

矢谷:デモから始まったんですけれど、理念を上げた場合、冷静に考えていくと人権という切り口から三権分立という話が出てきたときに、手段として、デモ以外の方法も、あるのかなという段階であって、これはまた仲間うちの方で協議しようという段階です。


■今後の会の運営について

岩上:みなさんは、基本的にはオープンに人を集めようということになったわけですよね。ツイッターには何かの制約というか、こういう人は・・とか

矢野:偶然というか宿命というかね、そういうことですね(笑)

岩上:一定の人の集団になっていくと、それをどう統率していくとか、規約を作るとか・・今後どういうふうにしようと思ってるんですか?オープンでいたい、だけどある程度のコントロールは必要

矢野:メンバーは、当初のメンバーが今いますのでね、そのメンバーを中心にして、そこにまた入ってこられるひともいるでしょうし。理念は発展して、今言ったみたいな基本的人権の尊重を確立して、社会正義が実現される社会を、我々市民自身が作ってかなきゃいかんという思いですから。まあ、組織論であったり運動論であったりで考えると、もちろん今後規約も作ったりルールを作ったりしなきゃダメだっていうかね・・と思いますけども、まあ、まだできてまだ何日かですからね、まだそこまで成熟はしていませんから。

みんなで話し合いながら、喧々諤々しながら、メーリングリストで反対とか賛成とかいいながらね、異議あり!とかね、でも会ったときに良いとか悪いとか色々やりながらね、それぞれ意見を出し合って。志は一緒ですから。



■多極的に発生する運動、ネットメディアを通じて広く共有される志

岩上:この間、検察庁に特別公務員職権乱用罪で前田さんを告発するという市民団体というんですか、でも既存の団体ではない。これもツイッターを中心に・・

矢野:八木さんの・・

岩上:八木さんという女性の方が代表になっていますけども、6人くらい・・

矢野:放送されてますよね?

岩上:そうですね、はい。あ、ご覧になって頂けました?

矢野:はい。勇気ありますよね(笑)

岩上:ああやって集まってくる人たち、それにみなさん(矢野さん矢谷さんを指して)もそうですけれど、今まで連絡もなく、けれど似たような志を持った人がポンポンポンポン現れてるというのがね。それぞれ多極的に自発的にですね、それも、今まで政治経験とかあったわけではない。どちらかというと、ひょっとしたら体制側だったかもしれない。そういう人たちとか含めてね、このままじゃおかしいんじゃないか、自民民主とか言ってる問題ではない、本当に大変なことになってしまうんじゃないかという危機感を共有しながら、でもそれぞれね、何か現れてるような、そんな気がしますよね。

矢野:そうですね。

岩上:ここんとこ僕こうやって取材させていただいてるわけなんですけども。他のUstはどんなふうにご覧になられました?告発をされた方々のことは・・

矢野:勇気があるなあってことと、やっぱりみんな黙ってられないんだなと。我々の生活も何もかもお上にお任せという時代は過ぎさってしまってね、自らが発言し行動するという。これから反発くるかもしれませんけども、ツイッターやバーチャル空間でつぶやくということも勇気がいることですけども、それはあくまでバーチャルなことであって、実際の行動に移すということが、みなさんそれぞれ自ら行動に移すということが無駄なあがきにならないように(笑)なんとかしたいなと思っています。

岩上:検察にこれは不当な捜査あるいは冤罪なんじゃないかという被害を被った方が何人もいると。これは事実ですよね。村木さんのようにはっきり無罪が確定した方もいらっしゃる。私が取材した小堀さんという枚方の元副市長だった方・・

矢野:あー、はいはい(大きくうなづく)

岩上:この方も、大変ひどい目にあったんですけども無罪になった。まだ係争中だけれども、小沢さん・・(ここで映像乱れる)

岩上:今日小沢さんがニコニコ生放送に出ましたがご覧になられました?

矢野:いえ~、会議中で見れませんでした。

岩上:小沢さんが代表選以降、それから検察審査会のああいった議決が出た後、沈黙を保っていて、久々にこうやって生放送で現れた。お話をああいう形で、生で、つまりは編集されないで、我々聞くことができるというのは、小沢さんに限らないけども、ネットメディアの大変優れているところじゃないかなと。

どうでしょう、こういった色々な意味で政治的なことに対して強い関心を持っていることの中に、メディア環境が変化してきたというのはどうですか?ツイッターとかユーストリームとか


矢野:もちろん、ニコ動もユーストリームもツイッターも非常に即時性があって生の情報がそのまま、誰でも発信できるというのがあって。恣意的に加工されてない情報だということによって、はじめて目が覚めた人もたくさんいるでしょうし、ある種革命の、本当のIT革命の。それを、わが国含めて世界の動きをね、実際変えてきていることもあるでしょうし変わる(変える?)んじゃないかなあと思いますけどね。

岩上:みなさんのように体動かしてリアルで動こうと思われる人と、バーチャルな目線、けれど今までと違う情報が流されることが組み合わさりつつある感じ。

矢野:そうですね。


■検察・検察審査会のことは小沢さんだけの問題ではない

岩上:こういう中で小沢さんの問題。みなさん検察・検察審査会を考えるというのが大テーマですけれども、「小沢一郎を救え」というのを大テーマには掲げていない。この辺がどいういうお考えで、テーマとかタイトルとか会の名称とか考えているのかなと。直接的に一個人を救え的な名称のつけ方をされないで、検察・検察審査会を糾弾するというタイトルを考えた。その辺は・・

矢野:より広く一般の市民の人々に「何かおかしいぞ」と気がついて欲しい。確かに集まった人の中に小沢さんの支持者が多いことは事実です。私も小沢さんにリーダーとしてたってもらいたいという気持ちはあります。ですが、小沢さんの問題も重要ですけど、それはティピカルな問題であって、それが他のことに波及する可能性が大いにある。一個人が一市民が、政治家じゃなく一個人が「あいつ気に食わないから検察審査会かけちゃえよ」といった場合、犯罪者にされてしまうというようなことも十分ありうるわけで。民主主義の危機だなと思いますね。

矢谷:推定無罪が成り立ってないところが非常に怖いところで。二つの問題があると思うんですよ。正常に機能した公権力が、小沢さんも含めて、裁くこと。それと、裁いてる間は推定無罪が保証されてるということが大前提


■マスコミについて。大組織ジャーナリズムは記者を歯車にしてしまう

岩上:それは社会全体ですよね。とりわけ報道ですよ。マスコミ

矢谷:マスコミです。

矢野:今回のテーマはまさにそれですね。「マスコミの偏向報道は許さない」って。我々はいつまでも黙ってない騙されないぞと(笑)

岩上:やっぱりマスコミが元からおかしかったのか、それとも最近異常におかしくなったのか、その辺は議論が分かれるところだと思いますが

矢野:僕は新聞定期購読しなくなってもう20年以上経つんです。欧米が良いわけじゃないですが欧米の新聞雑誌に比べてストーリーがない。ものの考えがないというのは学生の頃から感じていて・・。一記者さんで志を持っている方はたくさんいると思います。もちろん検察の中にも。だけども、私もサラリーマンの経験がありますので、組織に入ったときにやはり生きていかざるを得ないですよね。組織の論理に歯向かえない。検察の問題もそういうこともあると思います。

岩上:従属せざるを得ない。

矢野:従属せざるを得ない。いやだったら辞めるのか、あるいは告発しようとするとまた三井環さんのように捕まってしまうのか。

岩上:そういう意味でマスコミという大きな組織ジャーナリズムは、組織の歯車に記者をしてしまっているんじゃないか、というふうにお感じになっているということですね。

矢野:もちろん、お金がないとみんな生きていかれませんし、スポンサー収入によって生きている方もいらっしゃるし、国営放送はスポンサーいないけれどあまり違いがないし、良い番組を作られている局もNHK以外にももちろんあるわけですけれども、一事が万事ではないわけで、どう見ても扱った方がいいことを扱わずに、どうでもいいことを扱っている。


■民主党本部周辺がデモ禁止区域にされたことについて

岩上:問題意識はこうやって出会ったことのない人でもいつのまにか広く共有されている。潜在的にはね、お仲間は・・矢野さんは最初に声を上げたときには100人だと思っていたものが、1000人になり、もっと増えちゃうかもしれない。大変な影響力が生まれてくるかもしれませんけども、同時に制約をかけられてくるとか権力側からの判断も・・これは関係ないかもしれませんが、民主党本部周辺のデモが(ここで矢谷さんが大笑い)禁止区域になったと(笑)

矢野:なんかそうらしいですね(笑)

岩上:関係あるのかどうなのか

矢野:いやあ、関係あるのかもしれません。事実関係は僕はわからないですけども。(警察の届け出に)最初に行って二回目のときに、(警察が)「どこをデモしたいんですか」と。(矢野さんが)こういうテーマでこうだと言ったら、そのときにどんなことをしたいんですかと。祭日だったんで、官庁街は関係ないんですが、民主党本部と国会議事堂前をと・・僕素人なもんでね、請願はいいけどデモは駄目とか言われて。国会議事堂前と民主党本部と最高裁と検察庁とマスコミとみんなで行きたいと。(警察が)「それは警備上・・・」とか言われてですね(笑)

岩上:社会科見学のはとバスみたいですね

矢野:そうそうそう(笑) で、(警察に)ああそうなんですねと。それが一つのきっかけになったのかもしれませんよね。

岩上:今度民主党の岡田幹事長の会見ででも聞いてみたいと思いますね。なんでデモを(民主党本部周辺の)禁止されたのか、いいじゃないですかねえ

矢野:岡田幹事長は「私は知りません」と。「それは警察がお決めになったことじゃないですか」(と言うんじゃないですか)

岩上:党が優勢なのか、それとも警察当局がお決めになったことなのか。そのあたり精査しないとわかりませんが。でもなんとなくね、このタイミングですから。もうほんと一市民が言い始めてね、それであのツイッターですよ、あのといってはなんですけど。何百人と集まって雑然とした100人1000人の集まりに、過剰な反応をねえ。向こうからしたら驚異に映ってるのかもしれない。


■デモって怖いね→そんなことないよね

矢野:まだまだそんな存在ではないと思いますよ。1000人が5000人になり、各地で同じような志を持った、大阪や九州やあちこちで北海道で、そういうデモなり集会なりが自発的に生まれるきっかけになればいいなと。まあ、ある種注意せねばならんと思われるのは覚悟せねばならんと思ってますし。参加している人も怖い怖いと思っている人もいたでしょうし。でも参加してみたら「そんなことないよね」という思いはあったと思っていますけれども。まあ、運動が発展していくにつれて反権力だということは・・別に反権力じゃないと、我々は。反「悪」権力ですからね。権力の全てを悪いといってるつもりはないので。

岩上:さきほど仰ったように、統治するための権力は認める。けれどもその権力が暴走したり腐敗したり。それから正常ではない状態であるんだったらそれは正すべきだということですよね。

わかりました。ありがとうございました。金曜日はですね、わたしまた他の取材と重なっておりましてまた地方へ行ってしまうので見れないのですが、でも若いスタッフがですね、Ust中継をしにいくと思いますので。


矢野・矢谷:(カメラマンに向かって)よろしくお願いします。

岩上:でもネットって便利ですよね。これもう日本中に届いてるわけですから。

カメラマン:いま600人見てます

岩上:そしてそれがまたね、ツイッターやブログで拡散されて。矢野さんって立派な社長さんですけども、デモ経験もなくて、そっから始められるんだと。

矢野:勇気を持って集まって、5人か6人かからやってもらえれば、断言はできないけども、ご当地の警察もね、杓子定規で言えば「公平に認められた権利」ですから拒む必要もないし。ましてや弾圧することもあってはならないし、とりあえずは(弾圧など)しないと思います。我々が社会秩序を乱すと思われたらわかりませんけれども。

岩上:まあそうですね。その60年代70年代のオールドデモの時代ではないわけですし。普通の諸外国では誰でもやることですから。まあ、明るく和やかに。


■ワシントンでティーパーティに異議を唱える20万人のデモ

岩上:この間、アメリカではね、有名な、深夜に報道番組をやっているキャスターがいて、それは独立なんですけども、その人たちが呼びかけの集会がワシントンにあったらしい。20万人も集まったんですって。

岩上:これを知ったのも、リンダさんという「ANPO」という映画を撮った日本育ちのドキュメンタリー映画の監督さんがいて、その方と僕がツイッター上でたまたま知り合って、ANPOのことでRTしたら「いまワシントンにいるんだけど」っていって、こう・・そんな感じで繋がっちゃうんですよ。その集会のツイート中継を教えてもらい、僕は拡散し・・という時代ですからね。これはティーパーティに対する反対か。


矢野:ああ、なるほど。

岩上:ティーパーティというのは、共和党がやっている大変右翼チックなタカ派の論調を形成するために広くやられてるのに対して、「それはちょっと変じゃないの」と。その運動に20万人人が集まり、ちょうどハロウィンと重なっていたので、思い思いの仮想パーティのようあ格好をして集まったっていう


■11月5日デモは楽しく明るく粛々と。コスプレも大歓迎

矢野:一つ言っていいですか?次回ご参加される方は・・

矢谷:コスプレ大歓迎(笑)

矢野:ということですので。裸とかそういうのはダメですけれども(笑)

岩上:ちょっと時期のズレたハロウィン状態。おもしろいですよね。そういうなんか、明るく自由なやり方で、自分たちが自分たちの伝えたいこと、権力はまともな形であってもらいたいということを請願していくとでもいいますかね、訴える、ということはあっていいことで。何をこんなに臆病になっていたんだろう我々はと思われるかもしれませんね、来る人たちは。

たぶんこれは日本中の色々な地方にいる人たちに影響与えると思いますし、「僕もやろうかな」「私もやろうかな」と思ってもらう、勇気づけられる人もいるかもしれません。そういう一つの種になったらおもしろい。焚きつけてるわけではないのですが。


矢野:僕も躊躇していたのをある人に背中を押されました。絶対的には暴力的ではなくて、粛々と行進する。

岩上:それは大事なことですよね。感情を抑制してコントロールすること。というわけで、金曜の6時半集合ですね。よろしければご参加、もしくは見物にお越しください(笑)


■提灯行列ってなんぞ?矢野さんの心に広がる天の川のイメージ・・・

岩上:提灯、みなさん自分で用意していくんですか?

矢野:そうです。火はダメなんですけど、ペンライトとか電飾とか。火は危ないのでダメなんです。それぞれお持ち寄りいただいて。

岩上:提灯の形してなくてもいいんですね。

矢野:なんでもいいんです。プラカードでもペンライトでも。こう・・天の川のようにキレイな行列が・・パーッとこう・・

岩上:イメージができているわけなんですね。

矢野:「ああなんかキレイね、何やってるのかしら」っていうイメージですね(笑)

岩上:イメージなんですけど、暗いからプラカード読めませんね(笑)

矢野:でも、まあライトもありますし。場合によっては光を当てたりですとか。シュプレヒコールも上げますし。まあ、まあ、興味を持って少し見てあげればアピールできるかなと思いますよね。

矢野:(今回のデモは)ハンドマイクはいくつか用意しまして。前回用意しなかったものですから(笑)


岩上:その手作り感というか、そして自制的な運動なんだっていうこととか、なんか初々しくていいですよね。

矢野:恥ずかしいんですけどね(笑)

矢谷:お恥ずかしい限り(笑)

岩上:ということで、どうもありがとうございました。

矢野・矢谷:どうもありがとうございました。

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