手術といってもごくごく簡単なものなんですが、「手術」という言葉になると緊張感三割り増しです。
そもそもの始まりは1ヶ月くらい前に胸元にできた虫さされのようなもの。
ちょうど蚊にさされたような感じの突起がぷつんと出来て、まあ放っておけば治るものなんだろうなと放っておいてたんだけど全く消える気配がない。
ネットで調べてみたらどうも粉瘤というものらしく、治すには「たこの吸出し」という薬を塗って自分で治すか、皮膚科で摘出手術をする方法があるとのこと。ビビリな私はその選択肢だと絶対前者を選んでしまうので(だって病院とか手術とか怖いじゃないですか!)、しばらくはタコの吸出しを塗ったりしてたんだけど何も変化なし・・・。ネット見るとちゃんと治る人もいるみたいなんですけどねー。
というわけで、いよいよ重い腰を上げて皮膚科に行ってきたわけです。
どこにしようかなーというのがこれまた迷うんですが、とりあえず職場に近くてよく前を通りかかっていたところにしました。女医さんなのも気が楽だし、美容皮膚科もしているので「なるべく跡が残らないように」的なことも考えてくれるんじゃないかと期待。
最初に行ったのは先週の土曜日で、予約とかなしにいきなり行きましたがすんなり診てもらえました。症状は予想通り粉瘤。治療方法は、切開して瘤を取り出し縫って後日抜糸とのこと。ただ当日イキナリ手術はやらないそうなので、手術の日を決めていってくださいということ。もうここまで来たらサクサク終わらせたいので月曜にしました。ちなみに、跡は少し残るかもしれないって。それももういいよいいよって気分。
で、手術当日。
手術用の服とか着替えるのかと思ったら粉瘤の場所だけ出るように服をまくる程度で大丈夫でした。テレビで見るようなすごいライトがあって・・・みたいな部屋じゃなくて、普通な感じの部屋。最初は麻酔。注射なんですが、チクッとするけど痛いほどではなかったです。麻酔は何本か打ってチクッとした感覚がなくなってきたところで手術開始・・・らしいです。というのも、私もずっと目をつぶってたし(コワくて見れない!)、はっきりと「それでは開始します」みたいなものもなく先生が無言で何か作業し始めたので、それで「ああ、始まったんだな」と思ったってことで。ネットの体験談見てたら「麻酔してても痛かった」という声があってビビリ屋の私は戦々恐々としていたんですが、私の場合はほとんどというか全く痛さはなかった!ただ、ひっぱったりされてる感覚はありました。あれが縫われているときだったのかも。
看護師さんが超優しくて泣けた。先生もテキパキしてていい感じでした。
当日はお風呂ダメ。翌日からだったら幹部に防水テープを貼って、シャワーかおへそくらいまでの半身浴だったら可とのこと(私の場合患部が胸元なので)。本格的に湯船に入れるのは抜糸してからだって。心配してた費用は、薬と合わせて8千円ほどでした。