色々な本を読んで、前から「願望は鮮明にイメージすると叶う」という考え方があることは知ってた。自分でも「こうなったらいいな」とぼんやり思い描いていたものがいつのまにか実現してた、ということがいくつもある。
これをもう少し意識的に「願いは叶うもんだ」と思って空想したい。子どもの頃からの刷り込みで、空想というのは妄想、「そんなことしてるヒマがあるんなら勉強しなさい」という役に立たないもの、時間の無駄遣いという思いがあったけど、これが「思い描いたものは現実の世界にどんどん生み出せるんだ」と思いながら想像したらすごく楽しい。
最近読んだ本で、「行動することよりも、考えたりイメージしたりという頭の中の活動の方が物事をなし遂げるエネルギーが強い」と書いてあった。まずイメージの世界で大きなエネルギーがみなぎってきて、物理的な行動というのは仕上げの一押しという感じかな。例えば、イヤだなーと思いながら仕方なく身体だけ動かして仕事をするのと、うまくいくイメージを持ちながら仕事をするのとでは後者の方がずっと能率がいい。(このたとえ話で伝わるかな) これも広い意味で願望実現のイメージングに入ると思う。
マンガを描くときに「とにかく描き始める!」と机に紙を広げても何を描いたらいいのかわからなくて前に進めない。でも登場人物同士のやりとりとか、そのマンガが雑誌や本に載る様子を楽しく想像するとイメージが湧いて何を描きたいかが見えて前に進むことができる。頭の中で楽しいことをイメージしてると自然に結晶化されていく感じ。
反対に「マンガを描いてる人なんてごまんといるんだから」「こういうふうに描かなければ」とか考えると固まってしまう。
勝間和代さんの本で、「朝ごはんを食べながら今日一日の行動をイメージする、週末には来週の行動をイメージする、時間があるときは向こう1年、あるいは10年の行動をイメージする」と書いてあった。私も、「今日はあれをしたい、これをやりたい」というイメージがはっきりしてると、充実感いっぱいでその日を過ごすことができる。イメージが固まらないと、ただ義務をこなして漫然としたまま「ああ、また一日が過ぎてしまった~」となってしまうことが多い。ここまで書いて、逆に休みの日とか何も予定がなくて「今日は何があるんだろう」とワクワクするのもアリなのでは、と思ったけど、これもある意味「今日はワクワクするものを見つけよう」という未来イメージをはっきり持つことでもあるかな。
こんな感じのことを考えてました。
自分比で、前よりは意識の持ち方とかそういうのがなんとなくわかってきた気がする。でも、もっとちゃんとわかりたい。