![]() | 小間使の日記 [DVD] (2001/01/30) ジャンヌ・モローミシェル・ピコリ 商品詳細を見る |
ルイス・ブニュエル監督、ジャンヌ・モロー主演 1964年フランス映画
1964年とあるけど、設定はもっと昔なのかな。
なんか服装とか家具とかの感じが昔っぽかった。
戦後とか戦中の設定?
なんとなく最後まで見ちゃったけど最後まで話が見えなかったwww
とりえあえず覚えてるのをあらすじとして記していきます。
ネタバレもなにも最後まで見ても話わかんないからいいでしょう。
主人公のセレスティーヌが、パリからどっか田舎のお金持ちの家に住み込みメイドとしてやってきます。
そこんちの家族構成は、中年夫婦とおじいさん(妻の父)。
あと住み込みの使用人が数人。
女主人は意地悪。
隣家とは仲が悪い。
男性のメインキャラはもれなくセレスティーヌに言い寄る。
けど他の使用人のおばちゃんにも言い寄ったりしてるので、実は誰でもいいみたいなところもある。
主人一家のおじいさんが足フェチで、この映画が紹介されるときに、よくこのおじいさんが足に萌えてるシーンが取り上げられたりするんだけど、そのわりにあっさり終わる。
中盤に、セレスティーヌが可愛がってた使用人の女の子が殺される事件があって、メイドを辞めて村を出ようとしてたセレスティーヌがその犯人探しのためにかわざわざ屋敷へ戻ってくる。
使用人仲間のジョセフというおっさんが怪しいと思い、証拠をつかもうとジョセフに言い寄られるがままに婚約する。
無事、証拠をつかんでジョセフは逮捕される。
セレスティーヌは隣の家のおじいさんと結婚。
ジョセフは逮捕されたものの起訴猶予で自由の身になり、故郷に帰ってカフェのオーナーになってる。
ってとこで映画終わっちゃってもう工エエェェ(´д`)ェェエエ工って感じだった。
女主人が毒薬らしきものを作ってるシーンとか、使用人の男が政治活動してるようなところとか、伏線なのかとな思わせるシーンがところどころあるんだけどみんな放りっぱなしで特にどうなることもないように見えた。私が見落としてるだけだったらむしろ教えて欲しいですw
たぶん、その頃の時代背景とか予備知識前提の作品なんでしょうね。
終わりの方に、政治家の名前とか、王党派の新聞とか、フランスはフランスに返せ?的なデモ行進とかいろいろキーワードがあって、ここらへんの知識があるともっとよくわかるのかも。
わからないことだらけながらも、作業しながらぼーっと見続けちゃった。
筋がわからないからこそ鼻につくところがなくて、なんかBGM的に流すのにいい感じ。
わかりやすいストーリーを最初から期待しなければまあええんじゃないかな。
セレスティーヌ役のジャンヌ・モロー素敵過ぎる。
60年代独特の身のこなしやヘアメークがかわいいっていうのと、あとメイドっていう使用人の立場ながらも気の強さがピンピンしてたところがよかった。
ジャンヌ・モローはヘアメークでずいぶんかわるね。
メイドのヘアバンドしておでこ全開のときは美空ひばりみたいだったけど、ナナメ前髪のときはすごくかわいく見えた。
同じくルイス・ブニュエルの作品では、昼顔の方がストーリーはわかりやすい。
でも、エロティシズムと描いた映画といいつつ、そのエロスなところをなんか滑稽というかヘンテコに描いているところは共通している。
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