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20081013 Mon
ロリータ(1962) 

ロリータ(1962) 

ロリータロリータ
(2008/09/10)
ジェームズ・メイソンピーター・セラーズ

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主人公の大学教授、ハンバート・ハンバートは下宿先の娘のロリータに一目ぼれしてしまい、ロリータへの下心で好きでもないのに未亡人の母親と結婚します。で、娘目当てだったのがバレてしまい奥さんは道路に飛び出して車に轢かれて死亡。ハンバートはサマーキャンプに送り出されていたロリータを強引に連れ戻して二人きりで逃避行するが・・・という話。

言わずと知れた「ロリータ」という言葉の元ネタとなった作品。
でも、いまイメージされてる言葉のイメージとだいぶ違う。
まずヒロインのロリータがすでに女子高生。
見た目も杉浦幸顔(知ってる?)だし雰囲気も田舎ヤンキーみたいなんですよ。
むしろお母さんの方が一見うざげに描かれてるけど健気でかわいい性格してる。
余談ですが、お母さん役を演じたシェリー・ウィンタースは「陽の当たる場所」でも主人公の青年がセレブ嬢と結婚したいばかりに邪魔にされて殺される女工さんを演じているそうです・・・。

キューブリックの映画は「2001年宇宙の旅」と「時計仕掛けのオレンジ」を見たことがありますが、キューブリックの作品ってあまり人と人との触れ合いって感じじゃないですよね。
なんか人と人との間に壁があって、互いに何考えてるのかわからない得体の知れない存在として描かれてる。
だけどそれが独特のおかしさとか妙なユーモアになってるように思います。

「ロリータ」ではハンバートとロリータとの関係が深まるにつれロリータの妖精的なイメージという期待が裏切られ、チープな感性の俗物という姿が露わになっていく。まあリアルな10代の女の子なんてこんなものなんですが、この映画ではそこをさらに邪悪な感じで強調して撮られている。
「ロリータ」と題材が似ている「ベニスに死す」で、主人公に恋される美少年タッジオは主人公の老教授とほとんど関わりがないゆえに永遠の美少年でいつづけられるというのと対照的だった。

私はそのハンバートの少女に対する期待や思い込みと、ロリータ本人とのズレぶりが面白かった。
ちなみにエロいシーンはないです。


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