今日はマンガ制作自体についてはあまり進んでいないんですが、今回描くマンガの参考になりそうな本を見つけて読みふけっていました。
![]() | 畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書) (2005/10/19) 畑村 洋太郎 商品詳細を見る |
ずっと前に買って以来放置していたんですが、今日別の本を読み終わったあとに読書の興奮が冷めやらず「またなんか読みたい!」と思って手にとってみたらこれが今描いているマンガにすごく参考になりそうな本だということを発見!本当はまんがの粗筋をやらなくてはならないところなんですが、これもマンガ制作の一環ってことでついマンガ放ったらかしでこっちの本を終わりまで読んでしまいました。
この本を読んでのとりあえずの感想は、何かに秀でるというのは日常的にしょっちゅうそのことについて考えているんだなということです。才能は生活。ふだんからの頭の使い方がものをいう。何に関心を持って何のことをたくさん考えているかがイコールその人の秀でた能力になるんですね。
本書の著者の畑村さんはふだんから自分の感覚と実際の数量が一致する訓練をしてるんだそうです。例えば駅の階段を上るときにまず目測で何段あるか推測して実際に歩きながら調べたり、電車のガタンゴトンという音の間隔を利用して速度を計るとか。この日常的な積み重ねから、計量する道具をもってないときでも、だいたいの距離とか重さとか速度がぱっと答えられるんだって。
私はいつも何考えて生きてるんだろうな・・・
それなりに興味のある有効なことを考えているつもりだけど、あまりテーマがなくて散漫な感じがするな。もうちょっと私も普段から自分が何を考えているかを意識していこうと思います。でも絵を描くようになって、光の感じとか物の形状は気をつけてみるようになりました。
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