ハンナ・アーレントとはドイツ出身ユダヤ人の政治哲学者。
フランス亡命中にユダヤ人収容所に収容された経験があり、色々とひどい目に遭ったので、世の中がまたナチスみたいな全体主義にならないようにするにはどうしたらいいのかを考えた人です。
いまの日本の政治状況も、少しばかり全体主義に傾いているような気がするので、そうならないためにも私自身の勉強をかねてメモ的に4コマにしていこうと思います。
ハンナ・アーレントが言い続けているのが、人々と議論することで色々な視点(複数性)を持つことです。確かに全体主義というのは、雑多な人々の価値観を一つにしてしまおうということですからね。複数性が重要なので、資本主義でも共産主義でも保守でも革新でも、どんな方向性でも、とにかくそこに皆の価値観を合わせて異論を排除するというのがいけないんだそう。
ただ、そもそも政治についての物事を単純化することを警戒していたそうなので、この4コマにすること自体がどうかとも思うのですが、そこは「かじる」ということで、ちゃんと知りたい方は著書を読んで下さいませ。
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