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20101231 Fri
2010年をぐだぐだと振り返ってみる 

2010年をぐだぐだと振り返ってみる 


1.ツイッター小沢さんクラスタ、岩上さん、人間関係の広まり。

ツイッターは2009年の8月ごろからしてたんだけど、本当に日常のつぶやきだった。自分がカフェで一人で本読んだりして過ごすのが好きだったので、最初はそういったつぶやきしている人をフォローしてってた。今年に入ってから人が変わったかのように政治系の話題。その具体的なきっかけがわかればいいんだけど、いまちょっと思い出せない。ustreamやニコ動をツダる面白さに目覚める。なので、初期のフォロワーさんとかに申し訳ない気も。

岩上さんと出会ったことは大きかった。私以外にもこういう人多いんじゃないかなあ。そこから色々とまた出会いが広がったという感じ。ツイッタ政治クラスタでは自分の知ってる中では岩上さんが一大勢力だけど、他にも、デモとか署名などなど、ツイッターで出会ったりつながったり広がったりという人はたくさんおられるんじゃないかなと思います。

今年は民主党の代表選に小沢さんが立ったこともあって、小沢さん支持のフォロワーさんがすごく増えました。
私自身は小沢さんというと漠然とすごい人らしいけどよく知らないという状況だったのが、今年は小沢さんの政策とか西松・陸山会事件のおかしさにたっぷり触れました。小沢さんはスゴイけれども古い自民政治の権化なのかなと思っていたのが、実は民主主義オタクな人なんだとわかりました(この喩えは私の友人の言葉を拝借)。 

ちなみに、クラスタという言葉は最近覚えたんだけど、ここではツイッターで小沢一郎さんに関心を持ってる人という意味で使いました。


2.少しリテラシーついた

・・・という自己評価なんですけど(笑)

さっき、政治関係のツイートから人間関係が広がったという話をしたけど、大まかな指向を同じくしても、すべて意見が同じではないということも学んだ。色々な出会いに舞い上がるのと、冷静になるのとの繰り返しつつ、折り合いつけながら按配を学んでいる感じ。ここでなぜこんなに世間知らずというかナイーブだったのかというと、いままで、身の回りで、そこまで政治について話せる場がそもそもなかったので、そういうオフ会的な場に行くとついみんな同意見なんだと舞い上がってしまうということがあったんですよね。みんなそれぞれ持っている情報や意見それぞれまた違うということという、当たり前っちゃあ当たり前のことを再確認しました。そしてそれでいいんだってことも。


3.まんがジャーナリストを勝手に名乗った

まんがやイラストを描く活動は以前からしていて、去年は確かね、コミックエッセイ大賞に応募しまくったりとか、あと、某コミックに応募して玉砕したりとかしていました。
今年はブログで政治経済ネタのまんがやイラストを色々描きました。もっと根本的な仕組みを勉強して描きたかったんだけど、今起きてることを追いかけるので大変だった感じでした。


4.カンバッジ作った

カンバッジ製作はツイッターで出会った方のアイデアで、そこにイラスト担当として参加させて頂きました。小沢さん、宗男さん、石川知裕さん、そして別口で岩上さんのイラストカンバッジを作って収益をカンパするというもの。それまでは政治に関した活動って、ネットで情報をやりとりすることしかしていなかったのですが、こういった、楽しい活動で支援することができるんだなあと。こういうのもっとやって行きたいです。楽しいことをして何かを生み出す可能性。

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20101226 Sun
ラジオ・菅原文太「日本人の底力」 ゲスト小沢一郎 

ラジオ・菅原文太「日本人の底力」 ゲスト小沢一郎 

・ラジオ「日本人の底力」を 聞き取って文字にしました。
・なるべくちゃんと文字にしようとしたのですが、途中、聞き取れなかったりで若干抜けてるところもあるかと思いますがお許しを。→非表示コメントくださった方と、TL上で@souun_udokuさんに聞き取れなかったいくつかの箇所を教えていただきました。
・ニコニコのアカウントお持ちの方は、こちらでアーカイブが聴けますのでご利用くださいませ(アップしてくださった方、ありがとうございます)。

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■座右の銘「百術は一誠に如かず」

菅原 今年最後の放送は、民主党元代表、小沢一郎さんにお越しいただいて、政治の話、日本のこれからの話、そんなことを聞こうと思います。あの、小沢さんは日ごろあまりご自分のことは言われませんね(笑)

小沢 あははは

菅 座右の銘なんてものはありますか?

小沢 はい。僕は「百術は一誠に如かず」という言葉が好きで、どんなに策を凝らしても一番大事なのは誠を尽くすということで、今風に言えばパフォーマンスよりは誠を尽くすことの方が大事だと。そういう意味だろうと思うんですが・・

菅原 もう一度言ってください。百に技術の術ですか?

小沢 百ぺんの術策よりも、唯一つの誠より優れたものはないと。

菅原 一つの誠、はあ~なるほどねえ。今日のしてきたネクタイをいうと、紺色と白で・・

小沢 あはは

菅原 色はそういう色が好きなんですか?

小沢 色は背広でも何でも紺が多いですね、我が社は(笑)ただ最近は、紫がはやっているものですから「お前も同じようなものじゃなくこういうのもつけろ」つって、ネクタイを何本か頂きました。


■日本はアメリカの何に怯えているのか

菅原 そんな小沢さんの人柄がなんとなく伝わったかなというところで、あの、政治というか、なぜなんでしょうか、あの沖縄の問題。承知をされているんですけど、鳩山さんもついに断念してしまった。なんであのときにずーっと行かなかったかなと思うんだけども、政治家・・自民党も民主党も僕も含めて、アメリカにね、私のような素人、門外漢から見ても日米同盟なんて言葉だけはきれいなことを言ってるけども、どこかね、怯えてるんじゃないのと。そういう風に見えるんですよ。アメリカの何に怯えてるんですか

小沢 そうですね・・アメリカの経済力を含めた巨大な力でしょうね。怯えと同時にですね、アメリカの言うようにしてれば楽だと。そういう意識があるんじゃないでしょうかねえ。食うには困らないというとこでやってれば。ですから、そういう意味で、独立国家としての日本はどうあるべきかとか、そういう類の問題はできるだけ考えないようにして、言うとおりにしてると。そうしてればまあ、なんとか生きていけるんじゃないかと。という、二つの要素があるんじゃないですかね。

菅原 小沢さんと同じ党だけど、今の政権の人たちはね、ほとんどみな普天間・辺野古問題は県外、国外と言ってたじゃないですか。ところが今は全部ひっくり返ってしまった。政治家として情けないなと思っているんですけども、その一方で、それじゃあ中国と親密に仲良くかと思うと、中国に対しても肩肘張って

小沢 基本的に事なかれ主義なんですね。中国に対しても経済力でつながっていて非常に強くなって大きくなっていますが、まあ、あまりゴチャゴチャしないようにと。尖閣の領土侵犯のときも経団連なんかが「早くこれケリつけてくれないと企業経営にひびく」とか、そういう観点だけなんですね。そういうことですから、アメリカからも中国からも実は全く相手にされてないですね。ロシアだって同じですわね。そういう意味で、国は国民と領土で成り立っているものですから、そういうきちんと国民の生命、それから日本国というそのものをきちんと自分で守っていく、そういう考え方、政治的な姿勢、スタンス、そういうものが全く・・これ自民党時代からですけども、なかったと。今もないと。そういうところが、彼らに軽んじられる最大の原因だと思っています。

菅原 本来なら、戦いに敗れたのですから、しばらくは家来でいても仕方なかったにしても、65年たっても自立、独立されてないとしたら、こんなに情けないことはないんで。小沢さんは以前からアメリカとも対等に、中国とも対等に、正三角形でいかなきゃいかんと。特に中国を中心とした東アジア同盟というか、そうした形でこれからの日本はやっていかなきゃいかんと、小沢さん除いてそういうことを言う人が一人もいないんじゃ、これは困ったもんだなと思っているんですが

小沢 そういう発言すると角が立つと議員はみな捉えるんですね。ほんとの事なかれですから、(外国から)まず軽蔑されますね。


■官僚の問題。官僚、政治家、それぞれの職分を守ること。政治がきちんとビジョンを示し責任を取れば役人は理解してくれる

菅原 そういう話を聞くと、結局政治家は官僚に取り込まれてしまっている。こっちから見えない。官僚のね、これはもういろんな人が言ってるんだけど、明治維新から続いている官僚制度ですよね。(太平洋戦争終戦で)改まるかと思ったら官僚のシステムだけは生き残ってる。官僚制度の問題さえ片付ければ、自ずと普天間の問題も、日米同盟の問題も、日中の問題、アジアの問題、いろんな問題が収まってくると思ってるから。小沢さんがもしこの先政治の中心に立ったとしたら、どのようにされようと思っていますか?

小沢 明治以来の官僚機構。戦後、ぼくは、戦前以上に官僚統治が行き渡っていると思ってるんですね。それと同時に日本の官僚というのはアメリカと密接に結びついています。外務省だけじゃなく。そういう面もあるんですよ。

ただ、僕は官僚を否定してるんじゃなくて、日本の官僚は国家レベルのことをやりなさいと。国会議員も国家レベルのことをやりなさいと。それぞれの職分を守りなさいと、それだけのことを言っているんですが。

官僚の人もね、大部分の人は既得権を奪われるんじゃないかという恐怖感でいますけれども、優秀な人ほどこのままではいけないんじゃないかと思っています。腹の中では。だから僕はその人たちがきちんと表に立ってやれるようにするためには、政治家が「こういう国づくりをしたい」と、だから「この方針に従って、具体的な行政をあんたらやってください」と、「その結果はオレが責任とる」と、言えば彼らはやりますよ。

その、「何かお前たち考えろ」と、役人の考える範囲というのは今までの基本方針を大変更するということはできませんから。既存の積み上げということになります。それでその中で何か知恵を絞って持ってって、うまくいかなければ「お前らけしからん」「役人けしからん」と、役人のせいにされちゃう。これじゃあたまったもんじゃないというのが彼らですね。これは全部のことに共通することで、政治家自身がやはり自分のビジョンと主張を内政でも外交でもきちんと申すと、そういうふうにすればですね、僕は必然的に役人はついてくると思っています。


菅原 小沢さんからそういう風な話を聞くと簡単なのになあ・・・と。素人から見るとねえ、できないのかなあと・・・。

小沢 官僚の既得権を奪うだけではダメなんで。必要なことは、僕は、もっと権限を強化しなきゃいけないところもあると思うんです。例えば危機管理とかテロだ金融危機だ天然災害だといろんなことあるでしょう。そんなときにもっと政府は強力な権限持たないとダメですよ。阪神大震災みたいに、総理大臣が来るまで三日間かかって何かかんかしつつ、その間に人が死んでしまうなんて。その意味では素早くパッと対応できるような、国の権限を強化しなきゃいけない面も、あります。それはもう事柄に応じてありますけども、そういう役割をきちんと付与すれば、私は役人は大丈夫、理解してくれると思います。


■政治とカネ、どうあるべきか

菅原 これから小沢さんがね、政治生命をかけて、特に、来年、裁判も待ち受けていますね。政治とカネという問題は、政治にカネは必要である、

小沢 以前からずーっと僕が主張してるのは、政治資金の問題、私個人のこと云々ということをこの場で申し上げるつもりはございませんが、政治資金の問題を筆頭にして、行政であれ、一般の会社であれ、日本は非常に閉鎖的、クローズドな社会ですよね。菅さんはオープンオープンとおっしゃってるからもっとほんとはオープンにしなきゃいけないんですが、

僕は、政治資金も、誰から貰ったか、極端に言えばですよ、誰だって浄財くれるっていえば貰ったっていいと思う。それで、何に使ったか、収入と支出を全部、1円からオープンにすると。それで国民みなさんが「あんなやつから貰うなんてけしからんじゃないか」とか「こういうところでこれを使うのはけしからん」と、そういうふうに思えばそれは選挙の際にきちんと判断すればいいんで。

今は、オープンオープン言いながら・・・私自身は全部オープンにしてますけども、オープンにしなくていい部分が残ってますし、それから行政でも、機密事項的なことはほとんどクローズドですよね。大臣だって知らされていないし。会社だってそうです。ほんとの機密事項は株主であれ従業員であれ誰も知らない。僕は、アメリカみたいになんでもかんでもオープンにするというのは弊害も出てくると思います。少なくとも、ヨーロッパ並みのオープンな社会にしていかないといけないと思っています。


菅原 あの、国会議員は(政治献金ではなく)国民の税金で賄ってますよね、給料から政治活動費も

小沢 日本はそのパーセンテージが高いですね。

菅原 そうですよね。それであるんなら、政治資金も、政治に本当に使うためのものをね、アメリカ式に、広く集めたらどうなんだろうと。こないだ、岡田さんが経団連から献金を、あれだけダメだって言ってたのに(笑)、もらうことにね、そのために法人税5%下げるなんて(笑)それがひとつのアレなのかなと思わざるを得ないようなね、かえって国民から見てもおかしいなということが、清潔に、クリーンにと言いながらあらたまってこない・・


■ネットやラジオといった、既存の大メディア以外の媒体が広まり、みんなの意識が変わってきた

小沢 大きな変革をしようとすれば、今までの旧体制で既得権を持っていた人からすれば脅威ですから、「あの野郎さえいなければ」ということになりがちなのは、歴史上でも仕方のないことなんですけども。

ただ、僕は、質問していないのは、国民の皆さんは、いま、テレビ新聞だけじゃなくて、ネットやいろんなもの、媒体が普及してきましたよね。ですからものすごく意識が変わってきている。このラジオだって、いっときテレビやなにかで押されたみたいであれしてますけども、ラジオ聴いてる人っていうのは意外に多いんですよね。いろんな意味で情報を知ることが出来るようになったので、僕は国民の皆さんは、かなり意識が違ってきてると思っています。

ですから、さらにもう一歩進んで、今お話したように、自分も、百円でも千円でも声援でも、献金して政治活動を助けてやろうというようなことまで行けば、いろんな問題は少なくなりますよね。僕の場合はね、ワーワーワーワーメディアに騒がれるたびに個人献金が数百人規模で増えてるんですよ(笑)


菅原 ほお。

小沢 もちろん、アメリカみたいに何万何十万という人じゃないですから、トータルの金額はそんな大きいわけじゃないですけども、それでも、去年も、今年も、300人、400人ずつ個人献金者が増えてます。


■何か起こっても、真の変革ではなく規制強化(官僚の権限拡大)に利用される。

小沢 だから僕はメディアの非難が集中してますけども、お金のことであれ何であれ、不正行為がね、あったならば、それは政治家であれ一般人であれきちんと罰せられなきゃいけないと。それはその通りだと思うんですが、ただなんとなくね、そのときそのときで、一人を悪者にして、肝心な世の中の仕組みや政策やそういうものが全然改革されないで終わっちゃってるんですね。その場その場で。そこが僕は非常に問題だと思っていますね。で、何か起こるたびに、規制が強化されるんですよ。規制強化というのは官僚の権限を大きくするだけなんですよ。これがほんとに繰り返しなんですよ、日本の

菅原 我々のようなね、政治に縁のないところで生きてるでしょう、それでも規制はひしひしと迫ってきています。だからね、戦後のどの時代よりもいま窮屈でね、「これもダメ、あれもダメ」。ね、そして税金の増税を堂々と言いかけて止めてしまったもんだから、なんかね、ズルくね小さく、ここから取ってあっちから取ってね(笑)気がつかないところで取り上げてるんですよ。そういうのをね、改めてもらいたい。


■これからの日本をどうしたいか。小沢さんの目的とは

菅原 あの、金の問題が長くなりすぎたんで、ここで、これからの日本の国の姿、そして政治をどういうふうに、特に、来年、政治的な動乱が起きるんじゃないかと思っているんですが。そういう中で小沢さんは何を考え、何を目的として、この先、やっていかれるか。その話を聞かせていただいて終わりにしようと思います。

小沢 はい。私が言っているのは、自立した日本人と、自立した日本人の集合体である自立した日本国。それが私の、抽象的な言葉でいうと目標で、要するに、自分自身で考え、自分自身で判断し、自分自身で責任を取ると。ということでないと、個人も国も成り立たないし、誰にも相手にされないということだと思っているんです。
(なすこ感想:小泉のときにはやった自己責任って、自己責任という名の擦り付け合い、一方的な押し付けだったものなあ)

アメリカは日本の最大の同盟国ですけども、同盟国であるに相応しい日本は、じゃあ日本の役割はなんなんだと。そして、アメリカはのなんなんだと。現状はそれでいいのかと。そういうことを日本人がしっかり持って、それでアメリカにも言わなきゃいけない。

中国も、僕これ既に言ってんですけども、尖閣列島は、数千年の中国王朝の支配に入ったことは、歴史的にないんですよ。間違いない、日本の正真正銘の領土なんですね。そういうことについて、しっかりした・・僕はもう中国の人にも言ってますけどね、あれは歴史上見ても争うことは何もないと。その問題であれ何の問題であれしっかりと自分のあれを相手に伝えられるような日本人に、そして日本の国にしたいなあと、そう思っております。


菅原 さて、そうは言っても、何年になりますか(笑)、言い続けてもね、みんな腰倒れといいますか、小沢さんも今年は68歳、まあまあ、私なんか10個も上ですけどもね、今のままでは、私のような門外漢でも不安でね、どうなんだろうこの国は。

子どもも孫もいるもんだから、特に孫なんか見てると、いま中学、これから高校に行こうなんてものだから、これからの日本はどうなるんだろうと。細かく言えば教育はどうなるんだろうね食料はどうなるんだろう、いろんなことがやっぱり・・そしてそれはほとんどが今までの政治の官僚組織のね、具体的に暖かい手を差し伸べてやってくれてないんですよ。

政治家としての小沢さんは実績があり度胸があるんだからね、ひとつ・・・まあ、そういう人が何人かいるじゃないですか、亀井静香とかね(笑)

小沢 仰るようにですね、今の日本は老いも若きもですね将来の不安、将来の見通しが全然たたない、これは経済であれなんであれね、そこに僕は日本の社会の不安定なそして不安な要素があるんだと思うんです。ですからやっぱりあらゆる意味で、少なくともリーダーが「こういう日本を作りたい」と「このために皆で頑張ろうや」というやっぱり自信を持ってですね、言えるようにしなきゃいけないと思いますですね。


■維新の精神

菅原 お互いにあの東北のね、岩手と宮城の県境で、歩いても行けるところで(笑)生まれてるんだけども、明治維新をもう一度振り返ると、「白河以北一山百文(『白河の関所より北の土地は、一山で百文にしかならない荒れ地ばかり』という侮蔑表現)と言われてね、ずーっと蔑視されて、そういうやっぱり薩長土肥、西側の、私なんか薩長土肥と、向こうは敵だって言うんだけども、西郷さんも好きだし、大久保利通も。ねえ、でもそういった維新のときの精神がだんだんだんだん山縣有朋あたりになってくるとやっぱり別のものに変わってしまって・・・

小沢 官僚機構がどんどん強くなってきてしまいましたからねえ。だから官僚のシェアの中でみんな結局は悲惨な戦前の歴史になってしまうんですよねえ。明治のリーダーが偉かったのは「白河以北一山百文」という言葉がありますけども、明治のリーダーが偉かったのは、敵であった徳川幕府の中からも優秀な人材はどんどん登用していますね。これはね、僕はえらかったと思いますね。

菅原 五稜郭榎本ね(※)

小沢 ええ。誰であっても。それでね、うちの大先輩の原敬であっても・・あれ東北の方ですからね、それが立憲政友会幹事長になって総理大臣にまでなったわけですから。いろんな人を、白河以北の人材であっても優秀なら採用したんですね。それだけの、やはりトップリーダーに人を見分ける目があったんでしょうね。

菅原 必ずしも薩長全部が悪いわけではなくて。だけどやっぱり東北は悲惨だった。賊軍と言われたりしてね、長いこと雌伏してた。その雌伏から、ひとつ、小沢さんが・・・

小沢 あははは

菅原 立ち上がりました。

小沢 あはは、はい、そうですね

菅原 今日は本当にありがとうございました。

※榎本武揚は幕府軍総督、最後まで明治政府に抵抗、降伏後許されて政府高官(たしか農相)にまでなった(コメント欄にて教えていただきました。ありがとうございます)

20101224 Fri
メリークリスマスケーキ 

メリークリスマスケーキ 

xmas2010.jpg


xmascake.gif

20101219 Sun
岩上安身氏によるジャーナリスト渡辺乾介氏インタビューを一部文字起こししてみました。(00:41:01)まで 

岩上安身氏によるジャーナリスト渡辺乾介氏インタビューを一部文字起こししてみました。(00:41:01)まで 

聞きながらつい文字起こししてしまいました。
※こちらのインタビュー、後にDVD化を検討されているとのことなので、文字起こしマズいようでしたら非表示にしますのでお知らせ下さい。


渡辺乾介(けんすけ)氏インタビュー


岩上:渡辺さんは長年週刊ポストで政界のレポートを書いてきた。とりわけ小沢一郎さんに食い込んだことでは右に出るものはない。マンガ「票田のトラクター」の原作でも知られています。ここのところ体調が悪く養生されていたそうですね。

渡辺さんには小沢さんの話、または小沢さんを軸とする政治の話。ここ25年くらいでしょうか。政治の歴史の流れをまとめてレクチャーしていただこうかと思っていました。

ちょうど大連立という話が出てきました。それは民主党の反小沢議員なのか、それともいわゆる小沢派の議員をまとめてなのか。身内同士でなぜそこまでと思うような急な動き。

このあたりのことは過去の政局を理解しないとなかなかわからない。そのあたりを渡辺さんに。小沢さんを軸に様々なプレイヤーが出てきます。

一番前に遡ると、小沢さんが政界の実力者として躍り出たのが89年。日本はバブル絶頂期・・また暗転するのですが。ベルリンの壁崩壊。歴史の大きな節目で自民党の幹事長になった。すぐに湾岸戦争が起こり、兵器調達。このときの小沢さん、大変な豪腕とか辣腕と言う伝説があります。

このあたりくらいから、渡辺さんは小沢さんを中心に政界をウォッチングされていたと思います。89~92年にかけて非自民連立政権が誕生する前夜。どんな状況だったでしょうか。


渡辺:89年のはじめに竹下内閣が予算成立で退陣(岩上:リクルート事件でですね)。その後、宇野総理。女性スキャンダルで騒がれた。小沢さんは竹下内閣の官房副長官。その年の7月に参院選挙があり自民党はボロ負けした。

その後海部総理。そこで小沢さんが当時46歳、自民党の歴史で最年少の官房長官。大抜擢の背景には金丸信さん、安倍晋太郎、渡辺美智雄がいた。永田町の中では若いけれども仕事ができるやつだという評価はあったが、政治的な手腕は全く未知数だった。その意味ではみなヒヤヒヤで懐疑的な雰囲気だった。その頃は私も注目すべき人物とは思わず、使い捨ての駒なのだと考えていた。自民党的な目先を変える程度のいつもの手だろうと。



岩上:小沢さんは精鋭が揃っている七奉行の一人といわれた。


渡辺:その頃はそういう言い方はないですよ。


岩上:なるほど


渡辺:小沢さんは今以上に深刻なねじれ、野党の圧倒的多数にあっていた。自民党はリクルート、宇野総理のスキャンダルでどん底。そういった中で小沢は登場します。誰しもがワンポイントリリース、1イニング投げればそれでいいやという役だと


岩上:ピンチのときと言うのは誰かが責任を担わされる。ある意味汚れ役みたいな。


渡辺:当時は自民党は派閥の全盛期。


岩上:派閥が一つの党のように。特に竹下派(経世会、田中派)は強い団結を誇り、別の規律があったといわれますね。


渡辺:小沢さんが幹事長になったときに、小泉純一郎さんは国対副委員長か何かで使いっぱしりしていたんだよ。


岩上:どうしてもこう先輩後輩みたいな、当時の序列が後々にまでね、影響したりするわけですね(笑)


渡辺:小沢さんが最初にやったのはね、茨木の補選。これが彼の初仕事。皆は、小沢さんがここでどの程度の力を発揮するのか見ていた。


岩上:選挙に強くなければ幹事長なんかやってたってしょうがないですものね。


渡辺:(小沢さんの)姿がね、ワープしたというか、いなくなっちゃったの。

岩上:陣頭指揮をとるはずなのに。


渡辺:どっかいってるんですよ。いってるんだけど見つからないの。


岩上:特に記者がまかれちゃうんですね。


渡辺:国会幹事長だから国会の大事なところには出てくる。そこで見つけるんだけど、それが終わるとまたどっかいっちゃう。


岩上:この頃からそういうことはやってたんですね


渡辺:大新聞の記者達にしてみれば、「よろしくお願いします」と這い蹲ってお願いするのが当たり前なのに


岩上:記者にしてみれば、政治家側がペコペコするのが当たり前なのに。これ一般の人は知らないんですよね(笑)どれだけ大新聞の記者が威張り、政治家が小さくなっているかを。


渡辺:その頃の政治記者なんて、みんなこんなして(椅子にふんぞり返るポーズ)いるわけですよ。国会議員が挨拶に来るとこんな感じで(ふんぞり返ったまま手を出して握手するポーズ)やるわけですよ。夜は夜で、番記者たちを料亭にみんな連れて・・・


岩上:たかりまくるわけですよ。記者クラブの記者が清廉潔白なんてほんとうにウソもウソ。もう毎日たかっていましたものね。


渡辺:特にリクルートがあり、宇野総理の女性スキャンダルがありメディアの方は笠にかけたよう。それをこの若い幹事長は、席を作ってよろしくよろしく言うのが当然だろうと思っていたらすっといなくなる(笑)


岩上:このころから記者クラブのたかり体質があり、偉そうにふんぞり返ってメチャクチャな記事を書くという状況。そこに手もみしながら機嫌をとる政治家。これが政治の状況なんですよ。政治のメディアの関係の現実。そんな中で小沢さんはおかしいと思っていたんですかね?


渡辺:おかしいとも言わないし、殊更不遜な態度をとるわけでもなし、ある意味では無視していたのかな。知らん顔してね、やることやってるんですよ。


岩上:仕事をやってる。けれども席を作っててもみしながら記者に勺をしたりなんてことはしない。これは例外的なことですよね?


渡辺:そう。


岩上:永田町と大マスコミの関係では


渡辺:「なんだアイツは生意気だ」ってことになるんですよ。そんなの一切構わずね、無視してんだね、あの人は。


岩上:メディアの小沢嫌いの淵源はこの辺りから?

渡辺:いや、そのころはまだ。だから記者会見を設定されれば、内閣記者会あるいは自民党平河クラブが出て行って話をする。茨木の補選は誰も勝ち目を予想できない。7月の参院選挙でベタ負けした後。また負けるだろうとみんな思ってる。結果を開けたら自民候補が大勝。それでこの若い幹事長に対して、党内もメディアも「ん?」と。


岩上:刮目して見る感じに。


渡辺:ところが小沢さんは「それは幹事長の仕事だから」と。小沢さんの選挙の力は、幹事長の前に自民党の総務局長だったとき。総務局長は選対本部長の手足となり実務をする仕事。これを小沢さんが40歳のときに抜擢。北から南まで走り回って候補者の発掘から手当てから何からやって・・・(小沢さんの選挙の力は)そのときに養った。


岩上:よく「角栄仕込み」という言い方をされます。角栄さんも選挙に非常に強い方だったですから。角栄さんの選挙の手法とか教えは小沢一郎と言う人に受け継がれてるものなのですか?


渡辺:40歳で総務局長になったときに思い出すのは、その頃の小沢さんと言うのは、角栄さんの秘蔵っ子としては知られてるんですよ。当時の田中派木曜クラブ(当時木曜に開催されていた派閥の総務会)で色々な情報交換をする。そこに出ないというのは、大学生が授業サボるなんてものじゃない。そこに出ないと、熱心じゃないということで選挙のときも手当てをはじめ全部削られる。あるいは制裁される。だから派閥の総務会というと国会の委員会どころじゃない、みんな出るんです。他の派閥もみな同じだった。そこで派閥の領袖の話を聞いて意思統一する。それを踏まえてそれぞれの役どころで動く。

ところが小沢さんは総務局長になったらあれほど一生懸命やってた派閥活動をやめてね、一切でないんですよ。羽田さんはまあまあ出る。小沢さんは一切でない。そこの違いを気がついたときに「おっ」と思ったんですね。興味と言えば初動期の興味ですよね。それで「ああ、あの人が幹事長か」と思ったんですよ。



岩上:派閥の会合に出ない。一匹狼ぽいなと。なのに角栄さんに可愛がられてると。一体この男の本心はと。その男はどういうふうに周囲を評価してるのか。気になりますよね。普通だとその派閥の中で地位を失っていくわけですよね。ところが、若手の中では実力者として地歩を固めて言って47歳で幹事長になる。このあたりの周囲との違いは?


渡辺:それはね、前提として、田中派は大平さんが倒れて、その後、鈴木善幸さんが総理大臣になった。この人もアメリカとの関係で総辞職することになった。


岩上:明らかにアメリカの圧力を受けて倒されますね


渡辺:その後、当時のキングメーカーの田中角栄は誰を置くか。田中角栄が支持すれば総理大臣になれる、しなければなれない、そんな中で田中角栄さんは中曽根康弘を指名した。するとそのときの田中派の総会。中曽根嫌いの人がいっぱいいるわけですよ。あいつだけはダメだという人が幹部クラスにたくさんいた。いくら田中角栄が指名したと言ってもこれは大変だろうなという総会のときに、金丸信が立ち上がって「会長が言ったんだ。何を君達は勝手なことをいってるんだ。親分が白と言ったら黒、黒と言ったら白だ、それがわからないんじゃ・・・


岩上:親分が黒と言ったら、白でも黒ということですね?


渡辺:あ、そうそう。「それが気に入らないヤツはここから出て行け」と。


岩上:これ有名な話ですよね。


渡辺:それで中曽根がシャンシャンになった。中曽根内閣が発足する。それで中曽根さんはだんだんだんだん力をつけて総理大臣になる。で、金丸信と竹下を取り込んで、田中角栄の影響力を殺いでいく。そのとき小沢は議院運営委員長。そこで政治とカネとか議員定数問題とかやらざるを得ない。それで中曽根さんと対立するわけですよ。定数削減選挙法案の改正案を議員立法でつくってもっていくんだけど、中曽根さんは、

総理大臣というのはなにを一番嫌うかというと、解散権を封じられることなんです。これが総理大臣の最大の権力ですから。選挙法の改正はそれが成立するまでは解散が出来ないことになる。そうすると中曽根さんはそれはイヤなんです。それで小沢がいくら説明に行っても首を縦に振らない。で、大喧嘩するわけですよ。その頃の中曽根さんの小沢に対する有名な言葉は「なんだあの少年探偵団のあの野郎は」(笑)



岩上:あのこまっしゃくれた少年の(笑)子ども扱いだったわけですね。


渡辺:その後の中曽根内閣の内閣改造で、金丸信が「小沢を自治大臣にしてくれ」っていったんだけども、頑として中曽根はうんと言わないんですよ。そうならば「オレは幹事長辞めるぞ」ってね。当然総理大臣が圧力をかけて、それで小沢が自治大臣になる。たった一回の大臣ですよ。そのときしか。


岩上:実は小沢さんはそのときしか閣僚経験がないんですね。


渡辺:そういういきさつがあったんですよ。・・・あ、ごめんなさい、それで幹事長になってね、


岩上:要するに、40歳のときに非常に変わった振舞をする、例会を無視する、だけど結局47歳で幹事長になる中に、政務を一生懸命やってた部分があるんですよね。


渡辺:その質問なんですよ。47歳くらいで、ただかわいいから幹事長にしたってことじゃない。どういう評価でなったかとうこと、それは無能ではできません。どんな人でも。評価の最大のポイントは、衆議院議員委員長、それから法務局長、一つ一つ派閥と言うか事実上派閥の親分で就任をするわけです。形上は党の総裁がですが、事実上は派閥の人事なんです。

自民党の歴史の中では当選2,3回くらいで色々な部会と言うのがあるわけですが、その部会長をやる、それから衆院の常任委員会の理事をやる・・そういうふうに「出世の階段」があるわけですよ。それをね、時々「オレはこんな委員会やだ」とか「こんな部会はやだ」とかゴネる人がいるわけですよ。

たった一人例外が、派閥の指示通りいわれたことを黙々とこなしていたのが小沢なんですよ。



岩上:なるほど、定例会には来ないくせに、そこだけ見ると派閥を軽視してるようですが、任務はこつこつこなしていた。


渡辺:そこに全力を投じてね、与えられた任務のプラス以上の結果を残す。それが彼のある種処世術とういか、やり方なんだね。


岩上:やり方、あるいは生き方


渡辺:だからなんで派閥の総会行かないかというと、自分が与えられたのは総務局長をこなすことだと。これは党の役職であって党の要職についたものは派閥に出るべきではないと。
岩上:さっきうっかり私、政務と言ってしまいましたが、むしろ「党務」をこなしてると。


渡辺:それが若いときから一貫してたんですね。だからたまたま当選三回くらいにも・・何回も会ってるんですよ、その頃は。私は小沢さんに特別な興味はなかったけれども会ってるんですよ。とにかくなんとか部会とか常任委員会の理事とか、これはどんなに与野党対立してもちゃんと職責を果たしてね。それがずーっとあってね、それが最大の評価なんですよ。与えられた仕事を文句を言わずに与えられた以上の結果を残す。これが彼の評価なんですよ。

有名な話ではあるけれども、これは竹下さんから私が直接聞いた話でね。官房長官になる、すると彼は最初に、これも世間をあっと言わせたのが、当時日米摩擦、貿易摩擦がものすごかったんですよ。アメリカの大建設会社・・日本でいうゼネコンが、日本に鉄道や橋や道路を作るのに参入させろと。日本側はイヤだと。それで衝突。どうにもならないときに、外務省も通産省も建設省もお手上げ。日米関係が極度に悪化したときに竹下さんがやった手は小沢さんを交渉役にしたこと。官房長官が外交交渉やるなんてのは初めてなんですよ。



岩上:官房副長官ですね。


渡辺:そう、副長官。それでアメリカに乗り込んでいって。で、いま自然な形で多くの方携帯やるじゃないですか。これも日米摩擦の最大のポイントなんです。モトローラって会社がね、日本に参入したいけど日本がね、日本はモトローラに電波は割り当てられないと。それで大変な問題になった。それで、その交渉、建設交渉、そういうのを全部小沢が二年ちょっと、一年ちょっとで片付けるわけですよ。


岩上:かなり豪腕な、タフネゴシエイターだったと。話がまとまらないと、立って席を蹴る場面もあったとか。・・・まあもちろんブラフなんでしょうけどね。でもそういうエピソードはよく聞きます。


渡辺:いま携帯は日本で全盛だけども、元をただすとそのときの小沢の日米合意の結果、こういう風になってるの。


岩上:一つ一つ流れがありますね(笑)そういうふうで、47歳で幹事長になりました。政治家としてそういう大きな地位を築いた小沢一郎という人が、たまたま時代もね、平凡な時代じゃなかった。日本史的にも転換期ですし、世界史的にもそうだった。バブルの崩壊。冷戦が終わりソ連も崩壊し、直後に湾岸戦争という、いまだに大きな影響を残す大戦争があった。

ここにアメリカが日本も協力しろと迫って、大変なお金、戦費を調達しろということを迫るわけですね。そこで小沢さんが動いて戦費調達の。このときを見ているとですね、小沢一郎という政治家は、アメリカのためにも・・アメリカのために動くといったら言い過ぎかもしれないけども、アメリカの意向を受けて日米安保の機軸にそって日本のお金をアメリカにささげることも厭わない政治家に見えたんですよね、当時は。イメージとだいぶかけ離れてるんですけども。これはどうだったんでしょう、本当の事実は。


渡辺:(小沢氏が)アメリカの交渉をやったでしょう、なぜ竹下さんが小沢を抜擢したかというと、竹下さんから直接聞いたことなんだけども「小沢一郎は言うことが全て文章になる」と。それでポイントなんですよ

。そういうことで先ほど言ったように、それぞれのヒエラルキーの中で、与えられた仕事を文句も言わず不平不満も言わずにこなして、そしてその評価のうえで次のポストを貰う、次の地位を作る。こういうことが、幹事長にいたるプロセス。それで幹事長になり、茨木の補選で買って実績を作った。

そのときに、彼は三つ面白いことをやってるんですよ。一つは、ねじれ国会でしょ。社会党から民社党から公明党から、野党の幹事長を、ベルリンの壁崩壊現場の視察に連れて行くわけですよ。



岩上:ほほう、89年10,11,12月、あのあたりに。


渡辺:そのときに、冷戦崩壊後の新しい日本はどうあるべきか。その人たちと徹底的にね、むこう(ベルリン)で議論するわけですよ。


岩上:私もベルリンの壁行きましたけども。・・そんなことしてたんですか。


渡辺:それがその後の小沢さんがねじれ国会をくぐり抜けるっていうかね、乗り切るね、それが一つのポイントなんですよ。みんなそれでね、若き自民党の幹事長を軸に老練な野党の幹事長あるいは書記長が目の色を変えた。


岩上:それまでの政治の枠組みが崩れるぞっていうのはありますよね。保守があって、革新があった。で、自由主義社会と共産主義陣営があった。こういう真っ二つに分かれていた陣営が、壁が崩壊することによってこれから変わる。違う政治の地図になりうる。


渡辺:まさに世界史が大きく転換する、その現場でね、政治の要にある人を全員連れてってそこで議論させたっていうのは・・・こどでなんですよ。僕が小沢さんに興味を持ったのは。面白いことをやるやつだと。


岩上:それを働きかけた、コーディネートしたのは小沢さんだったと。


渡辺:みんなを説得して連れて行くんですよ。ベルリンの壁崩壊を見たいってのもあったかもしれない。


岩上:興奮しますもんね(笑)


渡辺:党派を超えてね、それをうまく連れて行くんですよ。


岩上:血が沸き立ってね。それに旅先って人を開放するところがありますから。


渡辺:国会議員のいい加減な視察とは全然違ってたんだよ。それでね、みんな小沢っていう自民党の新しい幹事長の存在を野党にも全部認知させるわけですよ。


岩上:そういう一石二鳥山鳥の効果も考えてたんですね。


渡辺:そういう世界史の転換の中で、国内で小さなことで党派対立をしている場合じゃないと。もっと日本の国がどうなるか語ろうじゃないかと。と言って彼はみんなと話して。僕は向こうでもそれをやったと思うんだけども、帰ってきてね、政治改革を打ち出せるの。

それは、政治資金規正法の改正、政治とカネのスキャンダルが絶えないからこれを厳しくすると。同時に、諸悪の根源は中選挙区制という制度にあるから、これを小選挙区制にする、それが政治改革。それをやるんですよ。

やるときに、有名な後藤田さんとか伊藤正義さんとか大物たちが、ロッキード以降の政治腐敗をどうするかという議論をして、政治改革本部というのがあった。その党の幹部二人が若い幹事長を呼んで、「あなたたちの政治改革案なんていうのは屁でもない」屁でもないというのは言いすぎだけど、要するに枝葉末節なことだなんて言ってね、大幹部二人が小沢さんにこうやって(机をこぶしで叩くポーズ)起こるんですよ。そしたら小沢さんが「その言い方はなんだ」と。「金の使い方がどうだこうだって何回やっても小手先のことで国民を騙すことに過ぎないと。おおもとは選挙制度だと。政治の仕組をまず選挙制度から直さない限りどんな政治改革があるんだ」って小沢さんは二人とやりあうわけですよ。当然、説き伏せるわけ。



岩上:説明を加えると、かつては中選挙区だった。やや広い選挙区で、自民党からでも複数立てられたわけですね。すると当然、派閥単位で選挙を面倒見ますから、田中派が一人、福田派が一人などという立て方だって、まるで派閥が一つの党のようにぶつかりあい、激しい選挙を戦い抜くために資金が乱れ飛ぶとかいうようなことが、党の中でも選挙区の中でも行われたと。


渡辺:中選挙区制だから、一つの小選挙区と違って、一選挙区で最低でも二人、大きな選挙区だと四人とか五人とか出るわけですよ。当然自民党が二人とか三人たてる。一つの党で同じ党の候補者が争うわけで。したがって、そこで派閥ができて、派閥が面倒見るという仕組ができて、そして何か問題があると派閥解消とかいうんだけども。


岩上:口先だけでね(笑)


渡辺:そこで小沢さんは、そういう派閥があるということの温床も含め、派閥があるから不明朗な金の流れも生まれる或いは金がかかる政治になる、だから選挙制度を変えようと。というのが、彼が長い間暖めていた構想。それをね、ベルリンの壁崩壊で世界が変わる、日本も変わらなければいけない、まず政治の仕組を変えようと、そういうことでしょうと、それで説得されたんだね、野党の人たちも。それで帰ってきて野党も意外に小沢の政治改革論に賛成するんですよ。単純ではないけどね。

(00:41:01)

20101214 Tue
「2010総決算 饗宴~この国の論点~全国サポーター大交流会」リーフレット用イラスト 

「2010総決算 饗宴~この国の論点~全国サポーター大交流会」リーフレット用イラスト 

主役となる市民に混じって当日のゲストの方が混ざっておりますので、よかったら探してみてください(´∇`)

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こちらは印刷上の都合でボツになったものです。

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特別ゲスト・サポーター代表としてゆりかりんさんです
大きくするとイラストの粗が・・・(´∇`;)
実物はもっとおきれいでーす
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20101214 Tue
岩上さんカンバッジ、カンパのご報告です 

岩上さんカンバッジ、カンパのご報告です 

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12月12日の「2010年サポーター大交流会」で、横浜サポーター有志で岩上さんの顔イラストのカンバッジを発売致しました。


そして、5600円をカンパさせていただきました\(^o^)/


販売に不慣れなことから、おつりが十分に用意できなかったり、もしかしたら気づかぬままグイグイと販売していたかもしれず、いろいろと反省しきりです>< そんな中、みなさま快くご購入くださいまして、本当にありがとうございました!

結果的にだいぶ赤字になってしまい、責任者さんがご負担して下さったりしたので、そこら辺も改善していけたらいいなと考えております。

20101211 Sat
「民主党は政権交代時の原点に戻れ」 岩上安身氏による、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー。通訳・山崎淑子さん 

「民主党は政権交代時の原点に戻れ」 岩上安身氏による、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー。通訳・山崎淑子さん 

海外特派員協会にて。岩上安身さんによる、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏のインタビュー記録です。通訳は山崎淑子さん。

※自分でツダったものを、読みやすいように少し編集してあります

ウォルフレン氏

◆自民政治に後退する菅政権

著書『人間を幸福にしない日本というシステム』の中では菅氏を褒めていた。当時菅氏は行政権力に立ち向かっていた。

※ウォルフレン氏は新著で、アメリカという帝国主義がとてつもないことまで来ており、日本が飲み込まれていることを書いている。

93年に小沢さん、羽田さんが自民党を離れたときに日本人は何か新しいことがおきるんじゃないかと胸をふくらませた。

残念ながら93年のあと、自民党に力が戻り官僚も力を温存した。でもたった一つ変わったものがある(これ「わかったもの」の聞き間違いかもです)。それは、かつての自民党首相は財務相が実行したいことのツールでしかないことがわかったことだ。

菅直人が鳩山退陣後、首相でいるが、彼自体が変革とは真逆のところにいる。私(ウォルフレン氏)はそれにショックを受けている。自民と変わらない政治。

民主党が今日あるのは小沢氏のおかげ。彼なくして93年以降の変化はなかった。政権交代ができる強力な民主党も誕生していない。


◆一部の権力者たち「産・官・財」による、日本の非公式な国家運営システム

日本の国家運営システムは複雑で、陰に隠れて非公式な形で存在している。問題は、それが法律でコントロールされているわけではないことだ。日本は議員民主主義を標榜してはいるが、これはそのシステムのごく一面でしかない。本当の日本の現実社会は官僚の幹部・産業界実業界の幹部たちで運営されている。法律外の目には見えないネットワークで運営されている。こういう司法社会の外にある非公式なシステムを「エキストラリーガル」と英語でいいます。


◆日本の権力である「産・官・財」にとって脅威なのが小沢一郎

特筆すべきは、日本の国家運営システムそのものは昔から「産・官・財複合体」によって営々と保たれているということ。日本の権力である「産・官・財」にとって脅威なのが小沢一郎。政治的に小沢さんを殺そうとしたのは産・官・財の幹部達である。

巧妙なのが、「産・官・財」の日本を牛耳ってきた非公式な社会の人たちは、小沢氏を抹殺するのに検察権力を使ったことだ。全くない事件をでっち上げ、それを司法問題であるかのようにした。小沢氏は司法の問題に巻き込まれているように見えし、そもそもそう報道されているので、一般の日本国民には何が起きているか見極めるのが困難。まして海外から見たら何が起こっているのかわからないだろう。検察がするのは「一般の人が恐れを抱くように脅かす」こと。伝統的な非公式権力社会に脅威となる政治家が現れたとき、または旧システムに脅威となる企業人が現れたときも伝統社会は検察を使って抹殺する。例えば、リクルート事件の江副氏、ライブドアの堀江貴文氏。

小沢氏の事件は過去のケースと比べても最低最悪のケース。検察がマスコミと一体になって一人の人間をこれほどつぶしにかかるのは世界でも稀。

ドラマティックな政権交代を経て、民主党がやっと新たな日本を作ろうとした。このタイミングで小沢氏が抹殺されようとしている。こんな悲劇はない。


◆ワシントンは、日本の自主独立を目指す鳩山新政権を潰しにかかった

政権交代後の2009年12月に「ワシントンは躍起になって鳩山政権を破壊する」と言った。

鳩山氏は首相新任直後からオバマ大統領と、東アジアとの関係や新しい日米関係、その他たくさんのことを話そうとしていた。これは新任直後の首相として極めて論理的で自然なこと。鳩山氏はオバマ大統領に何回も(少なくとも3回は)会談を申し込んだが、そのたびに失礼で冷酷なやり方で拒絶された。アメリカは日本を独立国家とは全く見なしていない。鳩山由紀夫は、非独立国家をひっくり返し、アメリカと対等な関係になろうとした初めての総理大臣。

オバマ大統領は、鳩山氏からの会談申し入れを、外交とはほど遠い、非常に失礼なやり方で断った。これを日本のメディアは全く伝えなかった。新聞社はこれをどう報道していいのかわからなかった。新聞社にとって政治ニュースといえば、長らく「自民党内の派閥闘争」だった。日本のメディアの幹部や編集者、年長の記者を知っているが、彼らがしていることを評価できない。まるで裸の王様だ。

日本はやっかいな立場にあり、これがまた悲劇。日本の周辺諸国は劇的に情勢が変わっている。にもかかわらず日本だけは状況がわかっていない。「米国の傘に守られている」と思わされてること自体がインチキだ。
※ウォルフレン氏の新刊本で、アメリカがどう急激な変化を遂げたのか書いてあるそうです。


◆アメリカの変化

アメリカの変化、それは「アメリカの主な機関は誰もコントロールしてない放ったらかしの状態」であること。重要機関が統治されていない。これは非常に危険な状態である。軍産複合体の利益のためにアメリカは動かされているが、これでアメリカの人々は大変な辛苦を味わっている。国を守るためではなく産業を肥大させるためという悲劇の下でアメリカ人は暮らしている。


◆日本は中国・ロシアに独立国家と見なされていない

日本は中国とロシアに独立国家としてこれから交渉していかなければいけないが、日本はこれができない。北京に言わせれば「日本は独立国家じゃないから信用できない。日本はワシントンに従属しているだけの国」。ロシアに言わせると、「日本の外務省とどうやって交渉すればいいのか。かつて交渉できるチャンスがいくらでもあったのに全ておじゃんになってるじゃないか」。

中国は拡大路線を通して日本に非常に強圧的に出てくるだろう。なぜなら、日本は独立国家ではないから。日本は独立主権国家として中国と交渉しなければならない。けれどできない。なぜなら、日本が自ら米国の属国・保護国になることを望んでいるから。


◆首相になってからの菅氏に一体何があったのか

菅氏は1993,94年は勇敢な政治家だった。厚相として血液製剤問題の解決にあたっていた。しかし今は勇気を示していない。財務官僚の手に陥落している、小泉純一郎のように。財務官僚にとって一番の問題は日本が借金国家であるということ。財政赤字は確かに大きな問題だが直近に解決すべき問題ではない。優先順位が上の問題がたくさんある。菅氏は参院選直前に消費税増税を持ち出すという、もっとも愚かなことをした。これで民主党は大敗した。

今、菅直人は自民党政治と同じことを日本にもたらしている。これが私(ウォルフレン氏)と国民を失望させた。そしてもう一つ、小沢氏を切り捨てたこと。彼がいてこそ菅直人の今があるのに。

唯一、民主党ができる変革は「政権交代時の体制に戻ること」。民主党の原点に立ち返る努力をしない限り、従来の自民政治に戻る。官僚、特に財務官僚に牛耳られることになる。



岩上安身氏
なぜ菅首相が自民党政治に戻ったのか。鳩山首相が米国に恫喝されたのを見ていたからではないか。



ウォルフレン氏
菅氏は恫喝されるのが怖かった。独立を口にして反米とレッテルを張られるのが怖かった。前原・岡田は日米関係のなんたるかをそもそも理解していない(笑)。アメリカへの従属関係を自然なことだと思ってる。

日本が独立するからといって反米になる必要はない。日本とアメリカの同盟関係自体は良いこと。でも従属する必要はない。日本のおかれている米国隷従は異常。


◆アメリカの暴走をくい止めるにはどうしたらいいか

岩上安身氏
ウォルフレン氏の新著「アメリカとともに沈みゆく自由世界」を読んでショックだった。日本の対米関係は、ヨーロッパみたいな状態にならないかと思ってた。ところが、アメリカはむしろヨーロッパを日本みたいな米国隷従にしようとしている。

アメリカの暴走する軍産複合体と金融資本。これをくい止めて正常な世界にするのは可能なのか。



ウォルフレン氏
確かにその二点を解決するためにオバマは大統領として選出されたが、既に失敗している。


岩上安身氏
希望はどこにあるんですか?



ウォルフレン氏

ない。

唯一の方法は、民主党が原点に帰ること。そして海兵隊を沖縄から追い出すこと。これが世界に変革をもたらす。民主党が海兵隊を沖縄から追い出せば、世界が注目する。そして世界がアメリカとのあり方を日本に学ぶ。


◆アメリカの重大な日米安保違反

ゲーツは政権成立後も前もヒラリーと日本に来て色々なことを言った。そこで日米安保に重大な違反となることを言っている。彼らは日米安保を実は理解していない。日米安保は「日本の基地をアメリカに貸与する」というもの。その条件は唯一「日本を守る」こと。しかし沖縄にいる海兵隊は中東やアフガンに行くためで日本防衛とは無関係である。

なので、民主党は「海兵隊の沖縄駐屯は、日米安保の違反そのものである」と言えばいい。これが言えさえすれば、関係は変わる。

沖縄の基地撤退と言うと、どういうわけか北米トヨタにひどい故障が見つかる。非常に醜いこと。日本の報復手段はある。ドルの取引をしない、米国債を買わないこと。


岩上安身氏
できないでしょうねえ。「米国債を買わない」これを言うと重要なポストから外されたりする。

辺野古に対してきちんとした態度をとったら独立国家となることができる、そしてこれは日米だけではなく、世界の米国圧政に苦しむ国々に希望を与える。・・・そうすると、尚更アメリカは躍起になって普天間国外移設をつぶしてきませんか?



ウォルフレン氏

米政府は日本をはじめ世界を洗脳している。その中で日本が米国に思い切った態度を取ること。アメリカは日本を有事に守るなんてぜっったいにない(強い口調で強調)。


◆中国・北朝鮮との付き合い方

日本人は中国を怖がってるが、それはアメリカのプロパガンダにすぎない。中国は日本の経済的な脅威にはなりうるが、それでもその経済的な脅威に対してアメリカが日本の助けになることはない。唯一、日本が生き残る方法は、北京の政府と対話し、成熟した大人の関係を築くこと。

北朝鮮は中国の問題とは全く別。
韓国海軍哨戒艦「天安」が攻撃され沈没した事件、韓国では北朝鮮の魚雷だなんて思ってる人あまりいない。ちゃんとした証拠がない。一方、11月の北朝鮮による韓国延坪島への砲撃は、北朝鮮による可能性が大きい。北朝鮮の理論は外交で考えられる常識とは違う。力の誇示を内外にしめしたのではないだろうか。


◆ワシントンが北朝鮮に開戦準備を進めている可能性

今、ワシントンが北朝鮮に開戦準備を進めている可能性はある。なぜならオバマ政権の劣勢さを北朝鮮への開戦で回復できないかと思ってるから。オバマ支持回復のための米国の北朝鮮開戦が起きたら、日本は大変恐ろしいダメージを受ける。これ一つとっても、日本が米国に守られているのが幻想とわかる。

そもそも沖縄を砲撃して誰かが利益を得るんでしょうか。誰も利益をえられません


岩上安身氏
韓国海軍哨戒艦攻撃事件は、第二のトンキン湾事件では?



ウォルフレン氏
直接北朝鮮を攻撃するきっかけにはならないが、プロパガンダとしてアメリカが利用した可能性。このタイミングでヒラリーが鳩山氏にほーらみろと突きつけている。


◆質疑応答

岩上安身氏
アメリカは日本を核武装させようとしている可能性はないか



ウォルフレン氏
アメリカは、現政権に関して言えば、日本に核武装させることは考えていないだろう。


岩上安身氏
日米の軍事的一体化、あるいは自衛隊の米軍下請け化が進んでいる?



ウォルフレン氏
もちろん。自衛隊は米軍のコマンドの下にある。でもこれを進むのは、日本人は許さないだろう。


岩上安身氏
世界が米国によって希望のない状態なのはわかった。人類史上初めて一人勝ちの大帝国。けれども、経済面では今後米国の経済力が落ち、中国の経済力が上がる。中国は米国の対抗権力となりうるか



ウォルフレン氏
中国が米国の覇権を取って一人勝ちできるか、世の中そんな簡単じゃない。それぞれの国の役割がある。中国はアメリカを経済的に支えており、ドルを買い支えている。中国は結局はサブコン(日米欧の下請け国家)でしかない。


岩上安身氏
米国は常にNo2を叩いてきた。ソ連、ドイツ、日本・・。中国もそうなるか、又は米国と共存するのか。そうしたら日本はどうなるか



ウォルフレン氏
実は日本の生産技術は世界で群を抜いて優れている。中国がそこに追いつけることはない。中国は強大な市場となりつつあるが、それは一国で出来ることではないし、巨大な市場となっても、中国はサブコン(日米欧の下請け)から脱却できないだろう。


岩上安身氏
菅政権は小沢氏を切ることを明言。そして自民と連立を考えているようだが・・



ウォルフレン氏
私もその噂は聞いている(小沢切り自民連立)。数年前、小沢一郎氏のもとに自民との連立話が持ち込まれたときあった。当時は小沢氏もいいのではないかと言ったらしい。権交代以前のその時期なら大連立も意味があったかもしれない。けれど、民主党は単独政権が取れる力があるとわかった。自民連立だけはいけない。最悪の自体を招く。民主の復活は政権交代時に立ち返ること。これしかない。

自民は政権失ってから民主党の陰口ばかりワシントンに言いつけている。鳩山外しも、自民によるワシントンへの働きかけの可能性がある。

今のワシントンのジャパンハンドラーは、国防総省から来てる軍事関係者。外交は、今は国務省ではなくペンタゴン(国防総省)で行われている。軍人OBは軍事しか知らない偏狭な人たち。彼らが外交を牛耳るのは非常に危険。

日米関係では古い人脈が未だに生かされている。アーミテージのようなネオコンのところに官僚や自民(民主も?)が詣でている。日米の古い人脈同士が利権を分け合っている。これじゃあ変わるはずがない。

古い自民党を含めて、日本には十分な情報分析官がいない。ワシントンの交渉相手のバックグラウンド、何が狙いか・・・そういったこと何もわからなずに交渉している。


岩上安身氏
ジェラルド・カーティス。先日、民主党の勉強会で「オバマ政権はなにも悪くない。悪いのは日本だ」と民主党議員にレクチャーしていた



ウォルフレン氏
勉強会に参加した民主党議員で、カーティスに質問や抵抗を示した人はいましたか?


岩上安身氏
全くいませんでした!



ウォルフレン氏
カーティスのような人を信用するものじゃありませんよ。ジョセフ・ナイもフレンドリーな態度で日本人に心地よいことを言うが、中身は違う。ナイは統治権という基本的な概念もわかってない。

ジェラルド・カーティス氏、ジョセフ・ナイ氏を信頼してはいけないというのは、人間的に悪いというわけじゃなく、古い人脈や権力の代表だから。日本を使える駒としか考えていない。

大新聞の読者はどんどん減っている。日本を非公式に支配している古い統治機構が新聞だということを読者は知ってるんです。新聞が一切載せない真実を載せているのが週刊誌である。・・もちろん、いい加減な週刊誌もあるが。

正確さ、真実さ、利便性に細心の注意を払った上で考えれば、このようなネットメディアは信頼に値する。


20101210 Fri
岩上さんカンバッジつくりました by 横浜サポーター有志 

岩上さんカンバッジつくりました by 横浜サポーター有志 

12月12日の「2010年サポーター大交流会」で、横浜サポーターの有志が岩上さんの顔イラストのカンバッジを発売します。バッジの収益は、岩上さんの活動費にカンパします。1個100円というお求めやすいお値段だと思いますので(笑)、当日ご参加される方、よろしければどうぞです。


イラストは私担当、ポスターデザインはサポーターのメンバーの方が作って下さいました。

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ちなみに、岩上さんご自身は自分の顔のバッジということにかなり恥ずかしがっていらっしゃいます(笑)

※カンバッジについては、今のところ、当日来られた方への販売のみを予定しています。
カンバッジ自体が1個100円なので、送料や振込手数料を考えるとなかなか難しいんですよね~。

20101210 Fri
【ケムマキ用語】「思いやり予算」から「ホストネーションサポート」に 

【ケムマキ用語】「思いやり予算」から「ホストネーションサポート」に 

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参考サイト「Tweetまとめ ファジーな扱いは現実的な外交の知恵」岩上安身オフィシャルサイト
上記サイトより引用

今、日本は誰からカネをせびられているのか。中国ではない。
「同盟国」たる米国である。中国との緊張が煽りたてられているその陰で、
米国は、狡猾に「みかじめ料」たる米軍駐留経費負担
(この質問をすると、前原大臣は必ずホストネーションサポートと
気取って言い換える)の増額を要求中である。






 

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